(廃止)人工ヌクレアーゼプロジェクト研究センター

センター基本データ

本プロジェクト研究センターは、平成26年度自立した研究拠点(Centers of Excellence)として選定されたため、プロジェクト研究センターを廃止しました。詳しくは研究拠点のウェブページをご覧ください。

  • 整理番号:24-02
  • 設置期間:2012年10月01日~2015年03月31日
  • センター長(所属/職名/氏名):大学院理学研究科・数理分子生命理学専攻 / 教授 / 山本 卓

プロジェクト概要

目的

本プロジェクト研究センターでは、ゲノム編集研究に成果をもつ理学研究科の研究者がコアとなり、人工ヌクレアーゼの独自の技術を開発し、学内での基礎および応用における共同研究を発展させることを目的とする。

背景

近年、塩基配列を自由に選んで設計できる人工制限酵素(人工ヌクレアーゼ)が開発され、この人工ヌクレアーゼによって標的遺伝子に種々なタイプの改変(欠 失や挿入、レポーター遺伝子の挿入など)を加えることが可能となってきた。この技術は“ゲノム編集”と呼ばれ、これまで遺伝子改変が困難だった全ての生物 に利用できることから、基礎から応用までの生命科学研究を大きく転換させる次世代のバイオ技術として注目されている。特にiPS細胞など幹細胞のゲノム改 変にこの技術が有効であることが報告され、海外ではこの技術で患者細胞のゲノムを修正する研究が競って進められている。これに対して、日本でのゲノム編集 研究は、基礎のみならず応用分野でも現状大きく遅れている。
そこで、本プロジェクト研究センターでは、ゲノム編集研究に成果をもつ理学研究科の研究者がコアとなり、人工ヌクレアーゼの独自の技術を開発し、学内での基礎および応用における共同研究を発展させることを目的とする。

研究計画

①平成24年度(10月から)
・人工ヌクレアーゼに関する共同研究の立案
・学内研究会の開催(平成25年1月開催予定)
・人工ヌクレアーゼ作製講習会の開催(10月開催予定)
・人工ヌクレアーゼ研究拠点形成に関する予算申請

②平成25年度
・人工ヌクレアーゼの学内共同研究の実施
・学内研究会の開催(年2回開催予定)
・人工ヌクレアーゼ作製講習会の開催(年2回開催予定)
・共同研究に関する研究費の申請

③平成26年度
・人工ヌクレアーゼの学内共同研究の実施と成果発表
・学内研究会の開催(年2回開催予定)
・人工ヌクレアーゼ作製講習会の開催(年2回開催予定)
・共同研究に関する研究費の申請


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