塩基性抗菌ペプチドプロジェクト研究センター

センター基本データ

  • 整理番号:18-05
  • 設置期間:2006年07月01日~2026年03月31日
  • センター長(所属/職名/氏名):大学院医歯薬保健学研究科 / 教授 / 二川 浩樹

プロジェクト概要

目的

本プロジェクト研究センターは、本来自然免疫の一環として産生される塩基性抗菌ペプチドについて、i)細胞増殖剤として、ii)口腔疾患予防用食品としての2つの目的で利用可能であると考え、この両面からの生物学的アプローチを目的として設置された。
i)に関しては、再生医療で必要な無血清での幹細胞培養を可能とすることで、与える社会的意義は大きい。さらに無血清に加えて、抗生剤フリーでの培養が可能であり、事業化あるいは実用化の際、不必要な抗生剤の副作用を省みなくて良いという大きなメリットを有している。
ii)としては、口腔内の自然免疫を活性化することで口腔疾患の予防を試みるものである。


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