センター長挨拶

A-ESG科学技術研究センター長 市川 貴之

 A-ESG科学技術研究センターは、「2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現」の達成に向け、本学の研究資源を効率的に、戦略的に社会課題に取り組む研究組織として誕生しました。A-ESGは、"Academic Environment Social Governance"の略であり、持続可能な世界の実現のために、アカデミアが考慮すべき環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)の三つの観点を意味します。このA-ESGを指向したカーボンニュートラルを支える技術、環境に優しい製造プロセスなど、先端的な科学技術を社会に対して提供できることを目指し、中長期的な視点で取り組みます。  本センターは、①カーボンリサイクル部門、②高効率エネルギー変換部門、③新エネルギー開発部門の3部門から成り、それぞれに部門長を置いています。研究分野は機械、化学、物質、生命科学から社会基盤まで広く跨っており、産業界から受け入れた特任教授(客員教授)を含め、40名弱のメンバーで発足しています。

市川 貴之
A-ESG科学技術研究センター センター長(カーボンリサイクル部門長)
大学院先進理工系科学研究科 教授

研究分野
工学 / 材料工学 / 構造・機能材料

研究キーワード
二次電池材料、メカニカルミリング、ボールミリング、水素貯蔵物質、水素化物

主な受賞歴
2020年05月29日, IAAMフェロー賞


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