令和3年度前期国際学会参加報告

氏名 研究室名 国際学会名
金田 和輝 スポーツリハビリテーション学 36th World Congress of Sports Medicine
吉見 光浩 スポーツリハビリテーション学 WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE
有馬 知志 スポーツリハビリテーション学 WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE
水田 良実 スポーツリハビリテーション学 WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE
田城 翼 スポーツリハビリテーション学 WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE
福井 一輝 スポーツリハビリテーション学 WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE
森川 将徳 スポーツリハビリテーション学 WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE
向島 沙世 地域・学校看護開発学 7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]
酒井 理紗子 地域・学校看護開発学 7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]
王 天卓 地域・学校看護開発学 7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]
山木戸 美緒 地域・学校看護開発学 7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]
山下 琴美 地域・学校看護開発学 7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]
大島 勇哉 運動器機能医科学 Experimental Biology 2021
西平 美鈴 運動器機能医科学 Experimental Biology 2021
高石 果歩 運動器機能医科学 Experimental Biology 2021
吉岡 玲奈 医療システム工学 2021 IADR/AADR/CADR GENERAL SESSION
竹田 沙織 医療システム工学 2021 IADR/AADR/CADR GENERAL SESSION
宮﨑 裕則 障害者歯科学 Experimental Biology 2021
有本 錦 口腔保健疫学 2021 IADR/AADR/CADR GENERAL SESSION
濱岡 美紗 口腔生物工学 2021 IADR/AADR/CADR GENERAL SESSION

金田 和輝(博士課程後期1年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム スポーツリハビリテーション学)

「36th World Congress of Sports Medicine」 に参加して

この度、2021年9月23日から9月26日の4日間、ギリシャ(アテネ)でハイブリッド開催された「36th World Congress of Sports Medicine」に参加しました。

発表したタイトルは「DIFFERENCES IN MUSCLE STRENGTH AND CONTRACTILE RESPONSE OF KNEE FLEXION AND EXTENSION MUSCLES IN COMPETITIVE SWIMMERS」で、9月23日の16:30から17:30(日本時間の22:30から23:30)の間、MACEDONIA A (Hybrid Hall)で口述発表を行いました。競泳選手の膝関節のスポーツ障がいは、肩・腰についで好発するスポーツ障がいの一つです。しかし、競泳選手の膝関節のスポーツ障がいは、慢性的な障がいが多く、競技と直接関係しにくいことから、軽視されています。よって、競泳選手の膝関節周囲の筋の特徴を把握するために、本研究を行いました。口述発表でしたので、8分間の発表と2分間の質疑が設けられていました。しかし、私のセッションでは、時間を推しての進行状態だったため、発表のみライブで行い、質疑は行われませんでした。一方、時間の制限内で進行されていたセッションでは、積極的なディスカッションも行われていました。ほとんどがWebでオンデマンドの学会が多いなか、今回は国際学会のハイブリッド開催で、現地で参加されていた方々は、より活発なディスカッションを繰り広げられていました。そのような姿が、パソコン越しでも伝わり、私の国際活動のモチベーションアップにもつながり、大変有意義な学会だったと感じています。

最後に、この度の海外発表にあたりご指導いただいた先生方および研究室の皆様、ならびにご支援いただいた大学院生海外発表支援の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

吉見 光浩(博士課程後期1年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム スポーツリハビリテーション学)

「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE」 に参加して

この度、2021年4月9日~11日にドバイ(Web)で開催された「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE」に参加させていただきました。

今回、私は「Differences in scapulothoracic and glenohumeral movements during shoulder external rotation with and without thoracic motion restriction」というテーマでポスター発表を行いました。投球動作などのオーバーヘッド競技では肩甲骨の運動が重要であり、そのためには胸郭が拡張することが必要といわれています。しかし、胸郭の拡張を制限した状態での検証はそれほど行われていないため、肩周囲の関節運動がどのように変化するのかは不明です。そこで今回は、胸郭の拡張を制限させた状態での肩関節運動時の肩甲骨と肩甲上腕関節の運動の変化を検証しました。今回はWebチャット上での質疑となったため活発なディスカッションを行うことはできませんでしたが、今後の研究への発展性などの質問を頂くことができました。

本学会ではZoomによるWeb学会を利用した、ブレイクアウトルームでの少人数でのディスカッションを行うセッションもありました。今後このような形式が主流になっていくかもしれない中で、世界中の理学療法士の参加者とコミュニケーションをとることができ、大変有意義な学会になったと感じています。次回大会は2023年に日本で開催されますので、ぜひ次回も参加・発表したいと思います。

最後に、この度の海外発表にあたりご指導いただいた先生方および研究室の皆様、ならびにご支援いただいた大学院生海外発表支援の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

有馬 知志(博士課程後期1年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム スポーツリハビリテーション学)

「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE」 に参加して

この度2021年4月9日~11日の期間にWebにて開催された「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE」に参加いたしました。

この学会では、” Characteristics of morphological changes in different points of the peroneus muscles after a lateral ankle sprain”というタイトルでポスター発表を行いました。足関節内反捻挫(以下:捻挫)は頻発するスポーツ傷害であり、再発率が高いことが特徴です。しかし再発予防に重要な腓骨筋群は、受傷後に筋活動量などの機能が低下するとされています。近年超音波画像を用いて腓骨筋群の形態が評価されています。従来の報告では腓骨筋群を一箇所で測定していますが,本研究では捻挫後の腓骨筋群を3箇所で測定することで,形態変化をより明らかにするとともに機能変化との関係を明らかにすることを目的として行いました。英語での発表であり、聴衆にすべてを伝えきれなかったという心残りはありますが、その中でも本研究に対して意見をいただくことができ、今後の研究の発展につなげることができる機会となりました。今後も海外での学会で発表を継続して行い、さらなる発展につなげていきたいと思います。

最後に学会発表にあたりご指導、ご支援いただきましたスポーツリハビリテーション学研究室の皆様ならびに大学院生海外発表支援関係者の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

水田 良実(博士課程前期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム スポーツリハビリテーション学)

「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE」 に参加して

この度、2021年4月9日~11日にWebにて開催された「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE in Dubai」に参加しました。

私は、「The acute effect of the toe spread training on abductor hallucis muscle activity and navicular height.」というタイトルでポスター発表を行い、母趾外転筋のトレーニングが舟状骨降下量や母趾外転筋の筋活動に即時的に与える影響について報告しました。

今回参加したWORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESSは、2年に1度開催される世界中の理学療法士が集まる学会で、研究内容を世界各国の研究者によりわかりやすく報告するために、ポスターのレイアウトや端的な英語の文書になるよう工夫しました。今回の発表で、研究成果を視覚的にわかりやすく伝えるポスター作成技術が向上したと考えられます。

COVID-19の感染拡大の影響もあり、ポスターを事前に提出してWebで閲覧する形式であり、実際に海外の研究者たちと質疑応答による活発な議論ができなかったことが、今回の課題です。リアルタイムでの質疑応答がある部門を選択するなど、より多くの人と研究についてディスカッションできるように、研究の質の向上、発表技術の向上に努めていきたいと思います。

田城 翼(博士課程後期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム スポーツリハビリテーション学)

「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE」 に参加して

この度、2021年4月9日~11日にアラブ首長国連邦ドバイで開催された「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021」のオンライン学会に参加しました。本学会は、理学療法士の学会で最も規模が大きいものであり、今回で2回目の参加となりました。

本学会では、「Relationship between the frequency of previous ankle sprains and the muscle contractile characteristics of the lower leg muscles」というタイトルで、慢性足関節不安定症症例の足関節捻挫回数と下肢筋の筋収縮速度の関係性を発表しました。オンライン学会であったため、事前にビデオ録画したプレゼンテーションがオンデマンド形式で共有されました。

2019年にスイスで開かれた前学会では、現地で多くの海外の理学療法士と交流を図ることができましたが、本学会はオンラインでの開催であったため、国際的なコミュニケーションの機会は比較的限定的でした。その中でも共通の研究テーマについて数名とディスカッションをし、互いの研究内容について会話を深めることができました。オンライン学会のメリットとしては、PCで簡便に全てのオンデマンド発表を視聴することができることや、自分の興味ある研究発表をスムーズに検索することができる点が考えられました。

福井 一輝(博士課程後期3年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム スポーツリハビリテーション学)

「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE」 に参加して

2021年4月9日~11日に開催された「World Physiotherapy Congress 2021」に参加し、発表して参りました。今回はCOVID-19流行の影響でオンデマンド開催でした。そのため、現地へ行って発表することはできず、録画したものを配信するという形式でした。

発表内容は高齢者の転倒に対してSPPB-comという評価指標が役に立つかを調査した内容で、この評価指標を使用することで高齢者の転倒リスクを判別することができるようになるというものでした。従来のSPPBの評価指標では日本人のような身体機能の高い高齢者を評価することが天井効果で難しかったですが、今回のSPPB-comではその天井効果が解消され、臨床の現場で簡便に利用できる評価指標として有能であるということを示した研究となっております。

また、様々なセッションで世界中の参加者とディスカッションする機会がありました。実際の学会で発表を聞くよりも意見を発言しやすい環境があったように感じております。このような状況下ですが、国際学会にオンデマンドでも参加する意義は十分にあったように感じております。また、さらに自身の能力を高めたうえで参加していきたいと強く感じました。

森川 将徳(博士課程後期3年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム スポーツリハビリテーション学)

「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS 2021 ONLINE」 に参加して

2021年4月9日から11日の間、「WORLD PHYSIOTHERAPY CONGRESS」に初めて参加させていただきました。

Web開催という特徴を活かしたセッションがあり、あるトピックについて参加者が会議用PCソフトを用いて、ミニディスカッションが行われていました。いくつかのトピックに対して繰り返し実施され、対面での学会では難しい多人数でのセッション方式が独特でした。また例年ですと、本学会は規模が大きいため拝聴したい演題があってもそのすべてを周ることはできませんでした。しかし、Web学会ではオンデマンド配信があり、気になった演題を全て閲覧することができ、新たな形式のWeb学会に参加して有意義だったと感じています。

私は演題として、「Impact of the COVID-19 pandemic on the decline in walking steps in new students」というタイトルで発表しました。2020年に発出された緊急事態宣言による学生の歩数減少に関する内容でした。宣言期間中に歩数が半減しており、外出自粛が外での活動の低下に影響していた可能性を示しました。一時的ですが、1か月程度の歩数の減少が今後の学生の健康に影響する可能性があるか、今後追跡して検討する必要があると考えています。

貴重な機会を得るための支援をいただきましたことを、改めましてここにお礼申し上げます。今後も研究活動に邁進して参ります。

向島 沙世(博士課程前期1年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 地域・学校看護開発学)

「7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]」 に参加して

2021年7月16日から18日に開催された「7th Public Health Conference 2021」に参加しました。私は、「Review of the contents of jobs and issues in school health and management-Multilateral comparison by literature review-(学校保健・管理に関する職務内容と課題の検討―文献レビューによる多国間比較―)」というテーマでポスター発表を行いました。

今回が初めての学会参加・発表であり、先生方に指導していただきながら、自分が取り組んだ研究の成果の伝え方について深く考え学ぶとともに、新たな知見を得て、今後の研究への意欲を高めることができました。

年々多様で複雑となる子どもの健康問題に対応するため、日本の養護教諭の役割は重要であると考えています。外国のスクールナースと比べたときの日本の養護教諭の利点は、日常的に学校に存在し、長期的な支援が可能という点です。今後は、その利点のさらなる活用と、処置技術・ケアの実践力の向上が課題であると考えられます。今後は諸外国と日本の利点を検討し、子どもの健康保持・管理における望ましい制度の検討が必要です。発表では、学齢期の子どもたちの主な健康課題について質問があり、子どもの健康問題やその管理への関心が高いことを実感しました。

今後は、今回ご指導いただいたことを活かし、日頃から専門分野についてより広く深く学び、学会にも積極的に参加することで専門性を高めていきたいと思います。

最後になりましたが、ご指導いただきました川﨑 裕美教授をはじめとする先生方、ご支援くださった大学院生海外発表支援関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。

酒井 理紗子(博士課程後期3年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 地域・学校看護開発学)

「7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]」 に参加して

2021年7月16日~18日にオンラインで開催された「7th Public Health Conference」に参加いたしました。私は”Correlation between student complaints and meteorological data(生徒の主訴と気象データの関連)” というタイトルでポスター発表を行いました。

本研究は、中・高校生の内科的・外科的主訴と気象データとの関連を検討したものです。中・高校生の主訴は気圧と関連が見られず、気温と関連が見られました。授業や部活動など生徒が活動する際、特に気温の高い日には体調と安全に配慮しながら実施する必要があると考えております。

本学会では、私の他にも子どものヘルスケアについて発表をされている方が多く、3日間とても有意義な時間を過ごすことができました。チャットを通して参加者が自由に質問をしたり、意見交換を行えたことで、世界では子どもの健康を保持するために、様々な試みが実施されていることを知ることができました。

養護教諭の位置づけや学校保健に対する考え方は、国によって様々であり、海外の方の発表を聞くたびにこれまでにはなかった新しい視点を得ることができます。今回いただいた意見も参考にしながら、より学校現場に活かすことのできる研究となるよう、引き続き広い視野をもって研究を進めて参ります。

最後になりましたが、研究に関してご指導いただき、このような発表の機会を与えてくださいました川﨑 裕美教授および川﨑研究室のみなさま、そしてご支援いただきました大学院生海外発表支援関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

王 天卓(博士課程前期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 地域・学校看護開発学)

「7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]」 に参加して

私は、2021年7月16日~18日にオンラインで開催された「7th Public Health Conference」に参加し、「中国と日本の学校健康診断の比較」というタイトルで発表しました。

Covid-19の影響で、遠隔教育や教育ICTが普及し、視力低下や肥満などの生徒の健康問題が世界的に注目されており、生徒の健康問題の早期発見がこれまで以上に重要になっています。健康診断への取り組みを各国で比較することで、学生の成長と健康を促進するための有益な知見を得ることができます。 本研究では、中国と日本の中学生を対象とした健康診断の方法を比較することを目的としました。

中国(「小中学生健康診断管理弁法」2008年)と日本(「学校保健安全法施行規則」)の法律を含め、学校での健康診断に関する文献調査を行います。日本の中学生を対象とした健康診断の実習による事態調査を行いました。中国と日本の学校健診について、「目的」「実施項目」「学校健診実施者」「健診実施者の行動」の4つの側面から比較しました。

一般的に、日本では中学生の健康診断は義務化されており、毎年行われています。 しかし、中国では、入学前と卒業前に二回実施され、学校によって時期や項目が異なります。具体的には、両国とも、健康診断の主な目的は、学生の健康状態の把握と発達異常の発見です。これらの情報は、日本では日々の健康管理やカウンセリングに、中国では体育などの教育活動に利用されています。日本の学校健診は、主に養論教諭や医師が担当しています。生徒指導は、学校や生徒に詳しい在職経験の長い教師が担当します。中国では、学校の健康診断は医療機関が行います。体育教師は、体力、身長、体重の測定を行います。学校健診の目的、内容、方法については、日本と中国で大きな違いはありません。しかし、日本では学校の養論教諭が、生徒の緊張感やプライバシーに配慮して健康診断を実施しています。 一方、中国の学校健診では、心理的な配慮が欠けていることが指摘されています。日本では教員が生徒の身体的、心理的な成長を含めた生活全体に関わることが多いことに起因しています。中国でも、学校に保健室を設置して保健師を雇用し、健康診断で生徒の心理の健康を重視するべきだと思います。

最後になりましたが、研究をご指導くださった川﨑教授、ご支援いただきました大学院生海外発表支援関係者の皆様に深く感謝いたします。

山木戸 美緒(博士課程前期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 地域・学校看護開発学) 

「7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]」 に参加して

2021年7月16日から18日に開催された「7th Public Health Conference2021」に参加させていただきました。

私は“Awareness of the role of students aspiring to be teachers in disaster prevention(教員を志す学生の防災に対する役割意識)”というテーマでポスター発表をしました。教員を志す学生を対象として、被災後において、避難所となる学校に勤務する教員の役割についての認識を調査、分析しました。

今回、初めて国際学会に参加させていただき、一度は国際学会に参加してみたいという大学院入学時の想いを実現することができました。そして、英語で表現することの難しさを改めて感じました。英語で研究内容や自分の考えをまとめること、また、支援してくださった学会事務局の方との英語での連絡は、私にとって良い経験となり学びとなりました。この経験をきっかけに、より自身の語学力を向上させていきたいと強く思うようになりました。

最後に、新型コロナウイルスの感染拡大により国内外の移動が難しい中、オンラインにて学会に参加することができ、非常に良い経験となりました。そして各国の様々な参加者の発表に触れることができ、多くの学びを得ることができました。研究をご指導くださった川﨑 裕美教授はじめ川﨑研究室のみなさま、ご支援くださった大学院生海外発表支援関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。

山下 琴美(博士課程後期3年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 地域・学校看護開発学)

「7th PUBLIC HEALTH CONFERENCE [PHC 2021]」 に参加して

2021年7月16日から18日に開催された「Public Health Conference」に参加いたしました。

私は“Relationship Between Body Image or Food Consciousness and Serum Lipids in Boys Aged 9-10 Years in Japan(日本の9~10歳男児のボディイメージ・食意識および血清脂質の関連)”というテーマで発表させていただきました。オンライン開催となりましたが、チャットを通じて時差の影響を受けずに、世界各国の研究者と意見交換できたこと、学会期間終了後の一定期間、他の発表者のポスター閲覧や発表の視聴ができたことで、多くの知見を得ることができました。

Covid-19の感染拡大により、私たちの生活は一変しました。これにより、今後の生活習慣の課題は、大きく変化すると考えられます。この度の学会参加を通じて、多様な文化・社会的背景に触れることができ、多様な生活背景に対応するためには、幅広い視野を持った支援が重要であると実感しました。

今後、対面での国際学会開催が叶えば、開催国に出かけて、対面での学会発表や意見交換を行いたいと考えております。その日に向けて、研究に取り組むとともに英語力の向上に努めたいと思います。最後になりましたが、研究をご指導くださった川﨑 裕美教授はじめ川﨑研究室のみなさま、ご支援くださった大学院生海外発表支援関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。

大島 勇哉(博士課程前期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 運動器機能医科学)

「Experimental Biology 2021」 に参加して



この度、2021年4月27日から30日にかけてオンラインにて開催された「Experimental Biology 2021(EB 2021)」に参加させていただきました。

残念ながら今年度は、新型コロナウイルスの流行に伴いオンラインでの開催になりました。しかしリアルタイムでの発表だけでなく、オンデマンド形式によってポスター発表を視聴することが可能であったため、何度も視聴し質問をチャットでやり取りすることで、知識を深めることができ大変有意義な学術大会となりました。

私自身は、「Influences of childhood exercise on adipose tissue browning in OLETF rats」という演題名で発表を行いました。私は現在、肥満を自然誘発するモデル動物を用いて、生活習慣病の予防という観点から、小児期の肥満に関して研究を行なっています。特に小児期に多く存在すると言われている褐色脂肪組織に着目して、運動の有効性について研究しております。本大会では、運動を中断することで、褐色脂肪組織への脂肪浸潤が促進される可能性に関して報告させていただきました。同じ分野を研究されている方との質疑応答を通し、自分の英語能力の未熟さや知識の浅さを痛感しました。今回の経験を活かして、今後の研究活動をさらに発展させていきたいと思います。

最後になりますが、研究に関するご指導並びにこのような発表の機会を与えてくださいました浦川先生、藤田先生、運動器機能医科学研究室の皆様、そしてご支援いただきました大学院生海外発表支援関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

西平 美鈴(博士課程前期1年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 運動器機能医科学)

「Experimental Biology 2021」 に参加して



米国時間2021年4月27日~30日にオンラインで開催された「Experimental Biology 2021」に参加し、「Effects of exercise on browning of adipose tissue in OLETF rat」という題目でOLETFラットにおける脂肪組織の褐色化に対する運動の効果についてポスター形式での発表を行いました。

白色脂肪組織は寒冷刺激や運動により褐色化が誘導されることが知られています。また、褐色化した白色脂肪組織にはミトコンドリアが多数存在し、そこに局在するUCP1タンパク質を介して熱産生の促進によるエネルギー代謝亢進が期待されます。しかし肥満と非肥満で脂肪組織の褐色化が同程度に起こらない可能性があるため、本研究では、肥満モデル動物のOLETFラットに対して自走運動を促し、褐色脂肪組織と皮下脂肪組織の形態学的特徴やUCP1タンパク質の発現量を解析することで、肥満における脂肪組織の褐色化に対する運動の影響についての研究を行いました。

英語で発表を行うのは今回が初めてで、拙い発表となりましたが、発表に対しての質疑を頂くことができ、本研究の発展の可能性が示唆され、大変有意義な体験となりました。今後は頂いた質疑から研究の発展に繋がるような議論をしたり、助言を頂けるように、語学力に磨きをかけていきたいと感じました。

最後に、この度の学会参加につきまして、研究やポスター作成の指導にあたってくださいました運動器機能医科学研究室の先生方、またご支援いただいた大学院国際学会支援関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

高石 果歩(博士課程前期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 運動器機能医科学)

「Experimental Biology 2021」 に参加して

2021年4月27日から30日にオンラインで開催された「Experimental Biology 2021」に参加し、ポスター発表を行いました。私は、「Influences of exercise and detraining during childhood on brown adipose tissue in OLETF rats」という演題名で、小児期の運動または脱トレーニングが肥満ラットにおける褐色脂肪組織に与える影響について発表を行いました。褐色脂肪組織は、活性化するとエネルギー代謝が亢進し、肥満の予防につながることから、肥満の治療として注目されています。肥満では褐色脂肪細胞が白色脂肪細胞のような形態に変化する白色化が起こり、運動はこの白色化を改善すると言われていますが、小児期の運動の影響は報告されてないため、本研究を行いました。発表では、小児期の運動は白色化を抑制するものの、運動を中断すると白色化抑制の効果が減弱するため、褐色化を維持するためには運動を継続して行う必要があることを報告しました。

今回のポスター発表はWeb上での閲覧となりましたが、本研究に対する質問をいただき、新たな視点から研究について考える必要性を感じ、まだまだ検討すべき点があると気づくことができました。本学会では、実験生物学の幅広い分野の研究についての発表が行われていました。数多くのポスター発表やシンポジウムを聞くことができ、今後の研究につながる有意義な学会となりました。

最後に、このような発表の機会を与えて下さいました先生方、大学院海外発表支援関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

吉岡 玲奈(博士課程前期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 医療システム工学)

「2021 IADR/AADR/CADR GENERAL SESSION」 に参加して

2021年7月21日から24日にかけてボストンで開催された「The 2021 IADR/AADR/CADR General Session」に参加させて頂きました。昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、全日オンラインでの開催となりましたが、ディスカッションやシンポジウムを通して対面開催にも引けを取らない経験が得られたと感じています。

私の発表テーマは「Evaluation of Extraction Socket Healing in Zoledronate-medicated Mice Combining Lansoprazole」でした。本研究は骨粗鬆症患者などに使用される骨吸収抑制剤(ビスフォスフォネート製剤)投与下における侵襲的外科処置が引き起こすビスフォスフォネート製剤関連顎骨壊死の重症化リスクファクターの検討を目的としています。デンマークで行われた大規模コフォート研究を基にリスクファクターとして胃酸分泌作用を有するランソプラゾールに着目しました。近年、ランソプラゾールは長期服用による大腿骨骨折の誘引などが指摘されており、参考文献においてもビスフォスフォネート製剤関連顎骨壊死を重症化させる可能性が示唆されていました。そこで抜歯を施したモデルマウスを用いてランソプラゾールが重症化に寄与しているのか検討を行いました。学会ではランソプラゾール投与により抜歯窩の治癒が遅延し、骨連結性が低下するという解析結果を発表することができました。

国際学会における英語での発表には苦戦しましたが、自身の研究を発表できたことは今後の研究意欲向上につながる有意義な経験になりました。

最後に本発表に多大なご支援を賜りました医系科学研究科村山先生ならびに峯先生に心より感謝申し上げます。

竹田 沙織(博士課程前期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 医療システム工学) 

「2021 IADR/AADR/CADR GENERAL SESSION」 に参加して

2021年7月21日~24日にかけて、ボストンにて開催された “2021 International Association for Dental Research (IADR) General Session” にオンラインにて参加させていただきました。今回私は診断時における画像技術の応用に関するセッションにて「Detection of Supernumerary Teeth Using Deep Learning Approach」という演題をポスター形式で発表いたしました。

本研究では小児歯科における歯の発育過程に表れる疾患の診断に着目し、人工知能を用いて過剰歯の有無を検出するシステムの開発を目的としました。220枚のパノラマエックス線画像を用いてDeep Learningを使用した3つのモデルを学習させ、精度の比較・検討を行いました。その結果より特に2つのモデルにおいて優れた精度が確認でき、過剰歯の診断に対してDeep Learningの応用が可能であることが示唆されたと、本学会にて発表しました。

本学会に参加させていただくことで画像診断に関して様々な研究テーマや手法について学ぶことができました。この経験を通し、今後の研究への意識だけでなく自身の英語力を見直し今後の学習意欲にもつなげることができたと感じます。

今回発表するにあたり、ご指導いただきました村山 長教授、峯 裕一先生、ご支援いただきました大学院生海外発表支援関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

宮﨑 裕則(博士課程3年 医歯薬学専攻 歯学専門プログラム 障害者歯科学)

「Experimental Biology 2021」 に参加して

今回、2021年4月27日から30日に開催された「Experimental Biology 2021」に参加しました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、WEB開催となりました。私は「Effects of Central Command Induced by Repetitive Pain Experiences on Hemodynamic Responses during the Cold Pressor Test」というタイトルでポスター発表を行いました。

予測循環調節において重要な役割を果たすセントラルコマンドは、習慣的な運動が始まる前に循環を調節することで知られていますが、反復的な痛みの経験での反応に関しては不明です。私たちは、Cold Pressor Test(CPT)による寒冷疼痛刺激を反復的に与えることによって、生理循環反応がどのように変化するかを検討しました。結果としては、一度疼痛刺激を経験することで、次回以降の刺激時に収縮期血圧はより高い数値まで上昇し、さらに反応潜時の短縮も認めました。

以下に、今回のポスター発表での質疑応答を紹介します。

Question: Would other pain experiences, e.g. ischemia, have similar effects as cold?

Answer: Since we have evaluated the cardiovascular responses with CPT, but not yet with other pain stimuli, we cannot say anything right now. However, the same hemodynamic reactions seem to be observed as long as the central command causes the reactions. We have data that the blood pressure response to the electric stimuli was somewhat smaller than that to CPT, but the sweating response was enhanced. Therefore, we think there is a slight difference in the reaction depending on what kind of stimuli applied. Although basically the same reaction may be seen, further experiments need to be done to answer this question.

今回の発表を通じてたくさんの方からご意見・ご質問等をいただき、様々な課題も見つかりました。これらをクリアすべく引き続き頑張りたいと思います。

有本 錦(博士課程後期3年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 口腔保健疫学)

「2021 IADR/AADR/CADR GENERAL SESSION」 に参加して



2021年7月21日から24日まで、アメリカのボストンで開催された「The 99th General Session of the International Association for Dental Research(IADR)」に参加させていただきました。IADRは国際的・学際的な歯学系学会のなかで最も大きなもので、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大によりオンライン形式にて行われました。初めての国際学会での発表に加えて、オンライン参加ということで、発表の準備や当日のネット環境など不安がいっぱいでした。

今回私は「Impact of removable dentures on oral health-related QOL」というタイトルでポスター発表をさせていただきました。歯を失うことは、人の生活の質(QOL)に影響を及ぼします。義歯を普段から使用する人は、使用していない人に比べてQOLが低いといわれています。そこで、本研究では日本の歯科医師を対象とした大規模研究から得られたデータを用いて、取り外しができる義歯(可撤式義歯)の装着状況と口腔の健康にかかわるQOL(OHQOL)の関連について検討しました。可撤式義歯で補った欠損歯の数によって、研究対象者1万名を8つのグループに分け、OHQOLとの関連をみました。その結果、欠損歯が13-27歯のグループにおいて、最もOHQOLが低下していました。

今回の発表を通して、追加解析の必要性や別視点での検討事項などの改善点に気が付くことができました。また、発表当日はプレゼンテーションと質疑のライブセッションがありました。対面でなくてもネイティブスピーカーや日本人演者の方々と英語で接する機会は大変貴重で、自身の英語能力の不十分さを痛感しました。伝えたいことを十分に表現できるよう英語スキルを向上させることを、今後の課題としたいと思います。

最後になりましたが、今回このような貴重な発表の機会を与えていただき、ご指導いただいた先生方、ご支援いただいた大学院生海外発表支援関係者の皆様に心より感謝いたします。

濱岡 美紗(博士課程前期2年 総合健康科学専攻 保健科学プログラム 口腔生物工学)

「2021 IADR/AADR/CADR GENERAL SESSION」 に参加して



2021年7月21日~24日にボストンで開催された”2021 International Association for Dental Research (IADR) General Session”にオンラインにて参加させていただきました。私は、Natural Compounds, Prebiotics & Probioticsという乳酸菌などの微生物が人の健康に様々な影響を与えるプロバイオティクス効果についてのセッションにおいて、「Lacticaseibacillus rhamnosus L8020 and Murine Oral Candidiasis Model」をポスター形式にて発表しました。

我々の研究室ではこれまでに、口腔内フローラのコントロールを目指し、う蝕罹患歴のない被験者の安静時唾液より分離したLacticaseibacillus rhamnosus L8020(L8020)が細菌や真菌に対して高い抗菌性を示すことを報告してきました。本研究では、口腔カンジダ症モデルマウスを用いて、L8020による口腔カンジダ症様病態の発症予防効果を検討することを目的としました。口腔内の粘膜炎症性疾患である口腔カンジダ症をマウスに発症させ、L8020の投与の有無により効果を検討した結果から、L8020はin vivoにおける口腔カンジダ症様病態の発症予防効果が示唆されたことを本学会にて発表しました。

今回初めて国際学会で発表させていただき、プロバイオティクスに関する世界での様々な考えに触れ、研究手法などにおいて新たな知見を得ることができました。また、英語での発表や質疑応答の経験はこれからの英語学習のためのとても良い刺激となりました。最後になりますが、今回発表するにあたり、ご指導いただきました二川 浩樹教授、田地 豪准教授、峯 裕一先生、ご支援いただいた大学院生海外発表支援関係者の皆様に深く感謝申し上げます。


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