「36th World Congress of Sports Medicine」 に参加して
この度、2021年9月23日から9月26日の4日間、ギリシャ(アテネ)でハイブリッド開催された「36th World Congress of Sports Medicine」に参加しました。
発表したタイトルは「DIFFERENCES IN MUSCLE STRENGTH AND CONTRACTILE RESPONSE OF KNEE FLEXION AND EXTENSION MUSCLES IN COMPETITIVE SWIMMERS」で、9月23日の16:30から17:30(日本時間の22:30から23:30)の間、MACEDONIA A (Hybrid Hall)で口述発表を行いました。競泳選手の膝関節のスポーツ障がいは、肩・腰についで好発するスポーツ障がいの一つです。しかし、競泳選手の膝関節のスポーツ障がいは、慢性的な障がいが多く、競技と直接関係しにくいことから、軽視されています。よって、競泳選手の膝関節周囲の筋の特徴を把握するために、本研究を行いました。口述発表でしたので、8分間の発表と2分間の質疑が設けられていました。しかし、私のセッションでは、時間を推しての進行状態だったため、発表のみライブで行い、質疑は行われませんでした。一方、時間の制限内で進行されていたセッションでは、積極的なディスカッションも行われていました。ほとんどがWebでオンデマンドの学会が多いなか、今回は国際学会のハイブリッド開催で、現地で参加されていた方々は、より活発なディスカッションを繰り広げられていました。そのような姿が、パソコン越しでも伝わり、私の国際活動のモチベーションアップにもつながり、大変有意義な学会だったと感じています。
最後に、この度の海外発表にあたりご指導いただいた先生方および研究室の皆様、ならびにご支援いただいた大学院生海外発表支援の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。