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[研究成果]本学との産学連携共同研究成果を用いて、中国醸造株式会社が植物乳酸菌を使った「化粧水とクリーム」を開発しました



広島大学の産学連携共同研究成果を用いて、中国醸造株式会社が植物乳酸菌を使った「化粧水とクリーム」を開発し、2015年12月14日(月)、広島大学霞キャンパスで記者説明会を行いました。



2003年以来、広島大学大学院医歯薬保健学研究院の杉山政則教授と中国醸造株式会社は、産学連携共同研究として、「酒粕と植物乳酸菌を利用した保健機能製品の開発研究」を行っています。

その成果として、中国醸造株式会社が2010年、酒粕を植物乳酸菌で発酵させたエキスを配合した洗顔料を開発しました。

更なる研究を進め、このたび、2種類の植物乳酸菌(SN35N及びG-15株)を活用した酒粕発酵エキス配合の「化粧水とクリーム」が新たに誕生しました。



米麹に水と酵母を加えて発酵させると「清酒」ができます。その製造過程で得られる酒粕を、さらに植物乳酸菌で二次発酵させて得られる「植物乳酸発酵酒粕」は、優れたヘルスケア機能性を有していることが、広島大学と中国醸造との共同研究で明らかとなり、スキンケア化粧品の実用化につながっています。

記者説明会の様子
研究の概要を説明する杉山教授(左)と白井代表取締役社長
発酵エキスとそれを使った化粧品

【お問い合わせ先】

広島大学学術・社会産学連携室広報グループ

E-mail:koho*office.hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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