シンポジウム「大規模災害のボランティア活動と法的支援」(鳥谷部茂教授最終講義)が行われました

シンポジウム「大規模災害のボランティア活動と法的支援」(鳥谷部茂教授最終講義)が行われました

2017年3月3日(土)東千田キャンパスにおいて、シンポジウム「大規模災害のボランティア活動と法的支援」が行われました。

鳥谷部先生講演写真

2011年3月11日の東日本大震災の後、鳥谷部ゼミの学生教員は毎年岩手県宮古市でボランティア活動を実施してきました。本シンポジウムは、鳥谷部ゼミのボランティア活動を紹介するとともに、ボランティア活動から得られた法的問題を検討し、今後起こるかもしれない災害に対する備えについて考えることを目的として開催されたものです。
まず、ボランティア活動などにつき鳥谷部茂教授にご報告いただき、災害の法的諸問題につき鳥谷部教授のほか、金鉉善研究員、永岩慧子名古屋経済大学准教授、金ミンジュ助教、学部学生の後藤輝行さん、大学院学生の吉岡嵩仁さんのご報告を頂きました。

佐藤敏郎先生講演写真

その後で、小さな命の意味を考える会代表の佐藤敏郎氏にご講演をいただきました。佐藤氏は震災で大川小学校の生徒だったお子様を亡くされており、お話は震災の経験をどう未来に生かしていくのかということを考えさせられるものでした。
 

鳥谷部先生花束贈呈写真

また、本シンポジウムは鳥谷部教授の最終講義を兼ねていることもあり、終了後、鳥谷部教授に花束が贈呈されました。

佐藤勇先生花束贈呈写真

さらに、法学部および法政システム専攻において長年不動産登記法に関する授業をご担当いただきました佐藤勇客員教授にも花束が贈呈されました。
両先生の長年にわたる研究・教育に対する敬意と感謝の思いを込めて、参加者から惜しみない拍手が送られました。


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