よくある質問(FAQ)

1. 交換留学プログラム全般について

【Q1】どのようなプログラムですか?

 広島大学と大学間交流協定を結んでいる海外の大学に,1学期あるいは1年間留学するプログラムです。

【Q2】私費留学をするのとどのような違いがありますか?

 留学先の選択肢,授業料の納入先,留学中の広島大学での身分が異なります。
 交換留学の場合,留学は協定校に限られます。授業料は広島大学に納め,留学先では授業料を納める必要はありません。留学期間は在学年数に通算されますので,その間,広島大学を休学することはできません。また,大学間交流協定に基づいた留学なので,留学先大学コーディネーターとのサポート体制が整っています。
 私費留学の場合は,広島大学を休学すると,広島大学に授業料を納める必要はありません。代わりに留学先に授業料を納める必要があります。

【Q3】何から始めればよいですか?

 まずは必要な語学力を身に着けてください。広島大学では、外国語教育研究センターが提供する学習者向けサービスを利用することが可能です(詳しくはこちら)。語学試験対策に、ぜひご活用ください。同時に,帰国後までを視野に入れた長期的な見通しを立て,留学時期などを決定してください。留学終了後,再び本学に戻り学業を継続することについて問題がないかどうか,所属の学部・研究科の卒業・修了要件を確認してください。(卒業要件単位を留学前に修得している 場合,修業年限を超えて留学することができないことがあります。)
 学内留学説明会への参加,広島大学交換留学プログラムリーフレットの参照,広島大学交換留学プログラムホームページの協定大学の紹介ページや協定校のホームページを参照し,情報収集をしてください。留学を希望する大学のシラバスを見て,履修予定の専攻があるかどうか確認し,志望動機等の内容を決め,応募書類を作成してください。

【Q4】交換留学に興味があるのですが、どこで情報収集すればいいでしょうか?

 HUSA留学経験者である留学アドバイザーに相談可能です。また、5月の留学WEEKや11月頃の留学報告会等、定期的に説明会や報告会を参加しておりますので、そこで先輩の体験談を聞いたり、個別に質問してみてください。イベントの案内はもみじ等で行っておりますので、定期的に確認してください。


【Q5】募集の時期について教えてください。

 一次募集は11月頃に募集要項を公開します。(募集要項公開の翌年8~10月頃渡航開始 ※オセアニア地域は翌々年の2月頃渡航開始)
 二次募集は6月頃に募集要項を公開します。(募集要項公開の翌年1~3月頃渡航開始)
 二次募集は原則,派遣先大学等の受け入れ枠が残っている大学のみ行いますので,計画的に申請をしてください。詳細は,募集要項を参照してください。

【Q6】留学のタイミングを教えてください

 人により様々ですが,交換留学を利用する学生の中で最も多いのは2年生で応募し,3年生で留学を開始するパターンです。就職活動や大学院入試の時期など,帰国後を見据えた計画を立て,自分に合ったタイミングで留学してください。
 なお,学部のカリキュラムや修了要件もよく確認し,所属の学部・研究科の学生支援担当に相談して,自分の留学計画に無理がないか確認するようにしてください。

【Q7】必要な費用はどれぐらいかかりますか?

 交換留学費用は,大まかに,教材費+生活費(住居費・光熱費・食費等)+通信費+お小遣い+渡航費+海外旅行保険料です。生活費や渡航費については国・都市・渡航時期により違いますので,各自で調べてください。生活費に関しては先輩の留学報告書も参考になるでしょう。

【Q8】渡航先で現地の保険の加入が義務付けられているようです。その場合でも,広島大学指定の海外旅行保険に加入しなければなりませんか?

 はい,本学指定の海外保険は,緊急事態の際,直接サポートデスクから大学留学担当窓口へ,第一報と対応内容について報告が入る仕組みになっています。そのため,本プログラムにより派遣される学生は全員,本学指定の海外旅行保険への加入が義務付けられます。

【Q9】査証の手配は自分で行う必要がありますか?

 はい,査証の手配を含めた渡航の準備(査証申請,航空券手配,予防接種,海外旅行保険加入、宿舎の手配等)は各自で行っていただきます。

【Q10】どんな科目が履修できますか?

 各大学のHPを確認してください。過去に留学した学生の留学報告書を掲載していますので、そちらもあわせて参考にしてください。

【Q11】留学先で修得したの単位は広島大学の単位として認定されますか?

 留学中に派遣先大学等で修得した単位等の学修成果については,留学前後の必要手続を経て,本学の授業科目の履修により修得したものとみなされ,単位認定される場合があります。ただし,必ずしもすべての学修成果が認定されるわけではありませんので,単位認定を希望する場合は,留学前に所属の学部・研究科の学生支援担当,指導教員・チューターに相談の上,必要手続を確認してください。

【Q12】単位認定の手続きについて教えてください。

 単位認定の手続きの詳細については,所属の学部・研究科の学生支援担当に問い合わせてください。
 広島大学交換留学プログラム学内選考応募時に留学先で履修する予定の専攻・科目を決め,単位認定の計画を立てます。計画を立てたら単位認定希望科目の 担当教員に,留学先で履修する予定の科目のシラバスを持参の上,その科目の単位が認められそうかどうか,意見をうかがってください。実習や卒業研究等の単位については,留学先で取得することができない場合もあるようですので、必ず事前に確認するようにしてください。実際に単位認定が認められるのは,帰国後となります。

【Q13】交換留学制度を使えば,留学しても4年で卒業できますか?

 可能です。 ただし,卒業論文や必修科目の履修,就職活動との兼ね合いで,卒業時期を延ばす人は中にはいます。留学終了後,再び本学に戻り学業を継続することについて問題がないかどうか,所属の学部・研究科の卒業・修了要件を確認してください。(卒業要件単位を留学前に修得している場合,修業年限を超えて留学することができないことがあります。)

【Q14】留学と教職課程の両立は可能でしょうか?

 教職課程を履修する場合,スケジュール上4年間での卒業は難しくなる場合があります。詳しくは所属の学部・研究科の学生支援担当に相談してください。

【Q15】留学期間と大学院入試の日程が重なることはありますか?

 渡航先,大学院によりますので,所属の学部・研究科の学生支援担当に相談して下さい。

【Q16】就職活動との兼ね合いが気になります。

 帰国の時期によっては就職活動の時期と重なる可能性がある場合もありますが,一概には言えません。就職活動の時期と重なるのが気になるようであれば,1年の留学ではなく1学期のみの留学にするという方法もあります。また,インターネットで情報を得る,海外での就職説明会に参加する等,留学中でもできることはあり,秋採用を行っている企業もあります。いろいろな可能性 を考えてみてください。 広島大学のグローバルキャリアデザインセンターのページも参考にしてください。

【Q17】留学期間を1学期にするか1年にするか悩んでいます。

 スケジュールが許すのであれば1年をお勧めしますが,帰国後を見据えて,自分で最良のものを選択してください。応募後に期間を延長したり短縮したりすることができない可能性がありますので,応募時までにしっかり計画を練るようにしてください。

【Q18】帰国後の授業履修やゼミはどうなりますか。

 学期途中で帰国する場合,その学期の授業は履修できない可能性があります。所属の学部・研究科の学生支援担当に相談してください。 ゼミについても各学部・研究科により異なるため,所属の学部・研究科の学生支援担当に問い合わせてください。

【Q19】先輩たちが留学中どのように過ごしたかを知りたいです。

 広島大学交換留学ホームページ>参加学生の声>先輩の留学報告書に,過去留学した先輩の報告書を掲載しています。報告書には留学手続や渡航情報,協定校での学習・生活情報等詳しい情報が記載してありますので,ぜひご覧ください。

【Q20】留学中の相談窓口などはありますか?

グローバル化推進グループや所属学部・研究科の学生支援室の他、海外旅行保険と併せて加入しているトータルサポートサービスにご相談ください。また、メンタルヘルスに関する相談は、本学の保健管理センターでもご相談いただけます。そのほか、滞在国の日本国大使館・総領事館で困りごとの相談を受け付けています。詳しくは各国の在外公館のウェブサイトを参照ください。

2. 応募資格について

【Q1】大学院生でも交換留学プログラムを利用することができますか?

 はい。ただし,大学院生を募集しない協定校もありますので,事前に協定大学の紹介ページや協定校の交換留学情報で確認してください。「研究」を目的とした大学院留学を希望する人は,必ず応募前に指導教員と相談の上,協定校の指導を希望する先生に事前に問い合わせをし,応募締め切り日までに受入内諾を取得しておいてください。

【Q2】現在広島大学の学部生で,留学時に大学院生の予定です。その場合,応募は可能ですか?

 はい,可能です。ただし,所属する予定の本学大学院の教員に,留学をする予定であることを事前に相談しておくことが必要です。

【Q3】留学生ですが,交換留学を利用することができますか?

 はい。ただし,国費留学生等,不可の場合もありますので,ご自身の留学プログラム担当者に事前にご確認ください。また,自国籍の学生は受入れない協定校もあります。

【Q4】休学中に応募することはできますか?

 募集要項記載の通り,休学中の方は本プログラムに応募していただくことはできません。

3. 応募書類・選考について

【Q1】学内選考はどのように行われますか?

 応募書類および本学での学業成績に基づき選考を行います。

【Q2】競争率はどのぐらいですか?

 希望大学にもよりますが,英語圏は競争率が高い傾向にあります。

【Q3】留学の条件・成績について

 協定校において成績,語学能力の要件が設定されている場合,広島大学交換留学プログラム学内選考応募時に,その基準を満たしている必要があります。また,学年についても,3年生以上,2年生以上、学部生のみといった条件が課されている場合があります。必要な成績,語学能力の要件については必ず「協定大学の紹介」ページで確認してください。

【Q4】2年生のため,指導教員の先生がいません。応募申請時は,どなたに所見を依頼したらよいですか?

 チューターの先生に所見の記載を依頼してください。

【Q5】留学計画書の”留学先での学習・研究計画”は派遣希望大学それぞれについて書く必要がありますか?

 派遣希望大学が複数ある場合は、全ての派遣希望大学について書くようにしてください。

【Q6】協定校が求めるGPA(4点満点)の計算はどのように算出したらよいですか?

  秀の単位数×4+優の単位数×3+良の単位数×2+可の単位数×1
    ---------------------------------------------------------------------
              総登録単位数

 1年次からの通算の成績を用いて上記の計算式で算出してください。しかし,成績の判定は推薦後,各協定校が独自の換算方法により行うため,上記で算出した数値は目安とお考え下さい。

4. 協定校について

【Q1】春学期から留学できる協定校はありますか?

 オセアニア地域は2月頃からの1学期間または1年間留学することが可能です。(春学期だけの半年間,もしくは春学期と秋学期の1年間)

【Q2】留学先では,どんな授業でも履修できますか?

 協定校によって履修できる授業の範囲が違いますので,広島大学交換留学プログラムホームページ>協定大学の紹介>交換留学先情報や,協定校のホームページ等でご確認ください。

【Q3】協定校の交換留学情報はどこで確認ができますか?

 広島大学交換留学プログラムホームページ>協定大学の紹介>交換留学先情報をご覧ください。協定校から最新の募集要項が送付され次第,随時更新しています。

5. 語学要件・語学試験について

【Q1】語学力について(全般)

 広島大学交換留学プログラム学内選考応募時において,各協定校の定める語学要件を満たす必要があります。協定校がスコアを要求していない場合も,広島大学交換留学プログラムの語学基準の目安(最低基準)を満たす必要があります。語学基準の目安(最低基準)については語学試験のページを参照してください。留学を希望する学部,専攻等によって求められる語学要件が異なる場合があります。また,各セクションの基準点を設けているところもありますので,必ず自分の学びたい学部・専攻等に必要なスコアを「協定大学の紹介」ページで確認してください。
 広島大学では、外国語教育研究センターが提供する学習者向けサービスを利用することが可能です(詳しくはこちら)。語学試験対策に、ぜひご活用ください。

【Q2】語学力について(英語圏以外の協定大学を希望する場合)

 英語圏以外の協定大学で英語以外の言語で行われる授業の履修を希望する場合,広島大学交換留学プログラム学内選考応募時に,各協定校の定める語学能力試験等のスコアを提出してください。英語圏以外の協定大学で英語で行われる授業を履修する場合は,広島大学交換留学プログラム学内選考応募時に,英語の語学能力試験のスコアを提出してください。
 広島大学では、外国語教育研究センターが提供する学習者向けサービスを利用することが可能です(詳しくはこちら)。語学試験対策に、ぜひご活用ください。

【Q3】語学要件に記されている「B1」「C2」のような表記は,何を指しているのでしょうか?

 CEFR と呼ばれる「外国語の学習,教授,評価のためのヨーロッパ共通参照枠」です。

【Q4】語学試験を受験するのですが,郵送されたスコアレポートが届くのが,募集締め切り後になります。どうすればよいですか?

 スコアの確認ができる画面コピー(氏名,受験日,スコアが判別できるもの)もしくは,スコアレポートのPDF版を,応募フォームにアップロードしてください。原紙は後日データをグローバル化推進グループまでメールでお送りください。

【Q5】TOEFL iBT®のスコアの有効期限はありますか?

 テスト日から2年間です。(詳しくは試験実施団体のホームページをご確認ください。)

【Q6】TOEFL iBT®のスコアの有効期限が,募集締め切り後すぐに切れてしまうのですが,大丈夫ですか?

 応募時に有効期限が切れていなければ選考資料として受け付けます。(応募時に有効期限が切れているスコアについては選考資料の対象になりませんので,受付けません。)協定校の申請書類提出締切までの間に有効期限が切れる語学試験のスコアについては,各自の責任において,新たにスコアを取得してください。協定校の定める基準を満たさない場合,推薦は取り消しになります。

【Q7】IELTSのスコアの有効期限はありますか?

 IELTSとしては,2年以上経過した成績を有効と認めることはないと,試験実施団体のホームページに記載があります。(詳しくは試験実施団体のホームページをご確認ください。)

【Q8】TOEICに有効期限はありますか?

 TOEICに有効期限はありません。(詳しくは試験実施団体のホームページをご確認ください。)

【Q9】TOEFL iBT® Essentials TMテストは使用できますか?

 使用できません。TOEFL iBT®がアカデミック領域の​英語コミュニケーションにおける運用能力が測定できるのに対し,TOEFL®︎ Essentials™️ テストはアカデミックとノンアカデミック​領域における基礎的な英語習熟度の測定となっていることが理由です。

【Q10】新型コロナウイルスの影響により,自宅で受験した語学試験 のスコアで応募できますか?(例えば,TOEFL iBT® Special Home EditionテストやIELTS Indicatorなど)

 ①TOEFL iBT® Special Home Editionについて:TOEFL iBT® Home Editionスコアを受け入れている機関リストに掲載されている場合は,協定校が語学要件確認の判断材料にしていると考えられることから,使用が可能です。TOEFL iBT®のホームページでご確認ください。
 ②IELTS Indicatorについて:正式なスコアではないため,このスコアでの応募は出来ません。

【Q11】希望の派遣先大学がIELTSやTOEFLのスコアを必要としていないので,応募にTOEICのスコアを使用しようと思います。その場合,四技能のスコアが必要ですか?

 TOEICはL&Rのスコアのみで結構です。

【Q12】TOEIC Program IPテスト(オンライン)の結果は使用できますか?(※希望の派遣先大学がIELTSやTOEFLのスコアを必要としていない場合)

 広島大学主催の団体受験TOEIC Program IPテスト(オンライン)のスコアは使用できます。広島大学以外のTOEIC Program IPテスト(オンライン)のスコアは使用できません。

 

【Q13】留学前に、語学能力向上のため、学内で国際交流をしたい。

 学内では、様々な国際交流イベントを開催しております。詳しくは、もみじをご参照ください。

6. 奨学金について

【Q1】奨学金はありますか?

 日本学生支援機構海外留学支援制度(協定派遣)奨学金や,佐藤陽国際奨学財団 海外派遣奨学制度,返還型の奨学金など,奨学金制度による経済的サポートが受けられる場合があります。(推薦枠の有無や推薦可能な人数は年度により異なります。)詳しくは、奨学金制度のページを参照してください。

【Q2】留学費用を支援してもらえる奨学金制度はどのように調べたらよいでしょうか?

 もみじ>学びのサポート>留学>留学に関する奨学金ページに,本学に案内が届いた留学奨学金に関する各種情報を随時掲載していますのでご確認ください。こちら

【Q3】他の奨学金との併給は可能ですか?

 奨学金によっては、併給が認められないものもあります。各奨学金の規定によりますので,詳しくは各奨学金の募集要項を参照してください。

【Q4】日本学生支援機構海外留学支援制度(協定派遣)奨学金に応募したいのですが,自分で手続きをするのでしょうか。

 広島大学交換留学プログラム学内選考終了後,内定者のうち,学内選考結果と日本学生支援機構海外留学支援制度(協定派遣)の要件を満たしている方に対して,個別に申請手続きについて通知します。その後、大学が日本学生支援機構に支援対象学生の申請を行います。制度の詳細については以下のページをご覧ください。
 海外留学支援制度(協定派遣):https://www.jasso.go.jp/ryugaku/scholarship_a/haken/index.html

7. 辞退・再応募について

【Q1】コロナウイルス感染拡大の影響で渡航ができず,派遣先大学等でオンライン授業が実施される場合,オンライン授業を受けなければなりませんか? オンライン授業になった場合は辞退することはできますか? また辞退した場合は,次回の募集に再度応募できますか?

 募集要項記載の通り,派遣候補者として選考され,派遣先大学等への推薦手続きを開始した後は,原則として留学を辞退することはできません。また,派遣先大学等が当該学期の授業をオンラインで提供し,日本国内から学生が履修できる場合は,派遣先大学等が開講するオンライン授業の履修をもって派遣先大学等への留学とみなすこととします。
 ですが,コロナウイルス感染拡大の影響によるやむを得ない理由での辞退は認めています。辞退後,次回の募集に再応募することは可能です。


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