ベトナム・ホーチミン市人文社会科学大学の「皐月祭り」に参加しました



平成27(2015)年5月23日、ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学にて開催された日本文化紹介イベント「皐月祭り」に参加しました。



広島大学は平成22(2010)年にベトナムとの教育・学術交流を推進するために、人文社会科学大学内に広島大学ベトナムセンターを設置しており、同大学が実施する「皐月祭り」の開催に対しても積極的に協力しています。



本行事には延べ600人の学生が参加しました。開会式では「皐月祭り」を主催する日本学科のNguyen Tien Luc学科長(広島大学ベトナム校友会長)からの来賓の紹介と本行事についての説明に続き、人文社会科学大学Vo Van Sen学長、在ホーチミン市日本国総領事、スポンサー代表からのスピーチがありました。その後、「日本家屋と和紙の関わり」についての講演、日本文化理解コンテストや奨学金の授与式が行われ、午後からは学生の歌や踊り、劇などの多彩なパフォーマンスのコンテストが行われました。



広島大学からは日本文化紹介として平和科学研究センター小倉助教より「日本の踊り」についての講演の後、人文社会科学大学の学生と共に踊りの実演を行った他、国際センター嘉陽研究員による琴と尺八の独奏を行いました。また、昼休みを利用して日本留学や日本文化等の展示・紹介ブースが設置され、広島大学からも大学紹介や留学の説明などを行いました。



広島大学では学部1年生を対象とした留学体験事業STARTプログラムにおいて、毎年約20-30人の学生を人文社会科学大学に派遣して現地教員による講義の受講や両大学間の学生同士の交流を積極的に進めています。「皐月祭り」と同時開催されていた「扉写真展」(*1)には、第22回STARTプログラムで人文社会科学大学を訪問した学生も写真を多数応募し、盛り上げていました。「皐月祭り」への参加やSTARTプログラムの実施を通じて両大学間の相互交流が更に進展することを期待しています。





人文社会科学大学日本学科のNguyen Tien Luc学科長

(広島大学ベトナム校友会長)




広島大学・小倉助教より日本の踊りについての講演




日本文化理解コンテストの表彰式




学生によるパフォーマンス・コンテスト




広島大学の展示(ブース)の様子




扉写真展(左がベトナム人が撮影した写真で

右が日本人が撮影した写真)




*1 「扉写真展」とは、日本学科の学生が「皐月祭り」において開催している「ベトナムを訪問した日本人がベトナムで撮影した写真」と「日本を訪問したベトナム人学生が日本で撮影した写真」を扉のように並べた写真展のこと。
(参考記事)






【お問い合わせ先】

広島大学教育・国際室(国際センター)

国際交流グループ

TEL: 082-424-4550

E-mail: kokusai-kyoten"at"office.hiroshima-u.ac.jp

("at"を@(半角)に変換して送信して下さい)


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