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第9回 広大きてみんセミナー「”ゼロ”から学ぶ金融の世界-情報と確率でリスクをコントロール-」を開催しました

2025年12月27日、広大きてみんセミナー「”ゼロ”から学ぶ金融の世界 -情報と確率でリスクをコントロール-」を開催しました。今回は、社会科学、経済学、金融・ファイナンスを専門に研究をされている、広島大学経済学部附属地域経済システム研究センター長の鈴木喜久教授が講師を務め、ビジネスにおけるリスクとは何か、金融の役割と銀行・保険会社のビジネスモデル、そして外国為替の影響など、金融の仕組みに興味のある中高生ほか11名に対面でお話しいただきました。

まず最初にリスクの定義について説明がありました。リスクとはマイナス要因だけではなくプラス要因の両面の意味を持ち、経済的差異を生む不確実性であることの話がありました。中高生には少し難しい内容だったようで、鈴木教授から高層ビルから高価なガラスグラスを落とした瞬間のグラスのリスクはどうなのか、保険会社が抱えるリスクや自動車メーカーの輸出取引におけるリスクとはどのようなものかなど、身近な事例も交えて参加者にも問いかけながらわかりやすく説明されました。

その後、金融取引における情報獲得の重要性、企業投資におけるリスクの分散化に関して、分散した方がリスクが低くなることを数式や正規分布図や標準偏差の説明をテストの偏差値を例にとって詳しく解説されました。さらに金融機関が融資する際にどのようにして貸出金利を設定しているのか、融資と信用リスクの関係性など学校では聞けない金融の裏側の話まで詳しく説明がありました。鈴木教授の説明の合間や休憩時間中には参加した中高生から疑問に思ったことを尋ねる場面もあり、鈴木教授の話に興味津々に耳を傾け、頷く場面も多かったようでした。
最後に外国為替レートの変動により企業の売上にどう影響が出てくるのか、円安と円高ではどう違ってくるのかなど数字と図によって解説がありました。
質疑応答の時間では中高生や同伴の保護者の方から様々な質問が寄せられました。

終了後の参加者のアンケートでは参加者全員が話の内容を友達に紹介したいという回答され、リスク分散についてあらためて考えるきっかけになった」「分散投資のメリットを数量的にりかいできた」「自分が知っていたリスクと今回聞いたリスクとは違っていた」など多くのコメントもあり、参加した中高生にとって大変有意義なセミナーとなりました。
 

【お問い合わせ先】

学術・社会連携室オープンイノベーション本部産学連携部産学連携企画グループ 

TEL:082-424-4304 

E-mail:sangaku-renkei※office.hiroshima-u.ac.jp 

(E-mailアドレスは、※を半角@に置き換えて送信してください)


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