この度、世界銀行より4つのポジションに関して、日本人採用案内がきております。
以下の案内文をご参照ください。
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平素より、世界銀行の日本人採用の取り組みにご支援いただき、感謝申し上げます。お蔭様で3月中旬に実施いたしました局長3名から成るミッドキャリア・リクルート・ミッションの結果も良好で、数名の採用が期待されております。
さて、本日は、32歳以下を対象に昨年始まったジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)プログラムの第2回公募に当たり、候補者の発掘にご協力をお願いいたしたく、ご連絡致しております。なお昨年の第一回公募では、お蔭様で3名の合格者(ケニア・治水、フィリピン・社会セクター、東欧・司法制度改革)を出しております。
2年目の今回は、以下の4つのポジションの公募が4月23日より始まり、5月中旬まで受付を行い、その後書類選考・面接が行われることになります。今回も優秀な方に是非ご応募いただきたいと願っております。つきましては、ぜひ先生のネットワークを通じて、応募資格に該当される方々にご案内いただければ幸甚です。プログラム詳細、及び応募要領へのリンクはこちらでございます:
http://www.worldbank.org/japan/jp-jpo
・持続可能な開発総局 都市・地方政府担当部署(在ワシントン本部)
新たな都市・地方政府戦略の下で、都市部貧困層、スラム生活向上プログラムをサポート。具体的には、都市部貧困層やスラムの生活向上のためのクロスカントリー分析・調査、気候変動が都市部貧困層に与えるリスク分析、世銀プログラムのインパクト分析など。高い分析力や家計調査などの経験が必要。
・アフリカ総局 ボツワナ担当カントリーマネジャー付(在ボツワナ)
南部アフリカ・カントリーマネージャーユニットは、ボツワナ、南アフリカ、マダガスカル等7か国を所掌しているが、この一員としてボツワナ事務所においてカントリーマネージャーの下でプロジェクト全般に関与。本部との連絡、ボツワナ政府との調整、他のドナーとの連携、プロジェクト関連ドキュメントの作成準備など、世銀の融資業務全般をカバー。
・アフリカ総局 脆弱国・社会開発担当部署(在リベリア)
(注:フランス語必須 )西アフリカ地域の漁業プロジェクトを支援。リベリアのみならず、シエラレオネ、ガーナもカバー。関係国漁業省と協力して、沿岸漁村で環境・資源に配慮した漁業管理支援プロジェクトを推進。気候変動が沿岸部の海洋資源に与える影響調査や漁業権や漁業管理組合など、資源管理に関する現地コミュニティの能力開発支援を含む。
・東アジア大洋州総局 インドネシア金融・民間セクター担当部署(在インドネシア)
インドネシア金融セクター改革支援プロジェクト。特に貧困層への金融サービスの提供をサポート。高いミクロ経済分析能力と現地の金融機関や金融当局と協議して商品開発を支援するなどの実務能力が必要。経済、ビジネス管理、銀行・金融関連の学位と経験が必要。
皆様のご支援により、今回の取り組みが、日本人の知恵と経験を世界の持続的発展に役立てる一助となることを祈っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。ご自愛ください。
世界銀行駐日特別代表
谷口 和繁