瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター
センター長
現在韓国において,口蹄疫の発生が拡大しています。日本においても,平成22年に宮崎県において,口蹄疫が発生し大きな被害をもたらしました。このような状況から,全国何処でも何時でも発生する可能性があるとの認識を持ち,口蹄疫の侵入防止策を徹底する必要があります。
そこで,すでに定めたガイドラインに従って,次のような防疫対策を徹底します。
1.農場関係者および入場予定者の海外渡航の自粛
農場関係者および入場予定者は,口蹄疫が発生している国への渡航は可能な限り避けてください。やむを得ず渡航した場合も,家畜との接触は避けてください。
すべての農場入場者に,海外渡航歴を確認し,発生国への渡航歴がある場合,渡航国での家畜との接触の有無にかかわらず,帰国後1週間(できれば2週間)は農場への入場を制限します。
なお,海外での口蹄疫発生情報は,以下の農水省のHPで確認してください。
2.消毒の徹底
入場の際には,清潔な服装,履物で入場してください。車両で入場の際は,農場入り口にて消毒液噴霧装置による消毒を徹底してください。また,畜舎に入るときには,畜舎入り口に設置してある消毒槽により,履物の消毒を徹底してください。また,農場から出るときには,作業着や手などの洗浄,消毒を徹底してください。