カリキュラム詳細(平成27年10月までの入学生対象)

スタートアップ共通科目

ヒロシマ復興史、放射線生物学入門、Scientific Englishの科目を履修することで横断的な知識を習得します。

アドバンスド共通科目

選択必修として放射線生物学特論、大規模災害と国際協力、環境科学入門、環境放射線学入門、放射線災害史、社会行動論を履修し、共通の知識基盤を習得します。

フェニックスリーダー共通コースワーク

全ての学生が、ヒロシマ・フェニックストレーニングセンター(HiPTC)等において分野横断的実践コースワークを履修します。

これらのコースワークを通して、分野を超えた実践技術、リスク認知能力、リスクコミュニケーション能力などを習得します。

フェニックスリーダー専門科目

「放射線災害から生命を護る人材」・「放射能から環境を護る人材」・「放射能から社会と子どもを護る人材」となるための専門科目です。コースにより内容が異なりますが、自身のコースに加えて他コースの講義を履修することにより幅広い知識を得ることが可能です。

フェニックスリーダー共通科目

国際的なフェニックスリーダーを育成するために、ネイティブの講師による徹底的な語学学習を提供します。また、総合力を磨くために、分野の垣根を越えた「分野融合セミナー」を行います。また、専門科目の集大成として、全てのコースの学生が「放射線災害復興学」を履修します。

 

なお、「放射線災害復興学」は専門科目をほぼ修了する時期に全学生が受講する、いわばこの博士課程の集大成として位置づけられる科目です。集大成とよぶにふさわしく、学際的・分野横断的・俯瞰的内容となっています。

フィールドワーク

フィールドワークを福島などで実施する予定です。実際の被ばく者・被災者の行動分析や健康調査、環境中の放射線モニタリングや放射能動態調査を通じて、現行防災・減災システムの持つ問題点を把握し解決するための検討能力を修得します。

インターンシップ

国内インターンシップではマツダ株式会社、三菱重工業、神戸製鉄所、中国電力などのプログラム連携企業に出向する予定です。海外インターンシップでは主として、IAEA、WHO、ICRP(国際放射線防護委員会)、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)などの国際機関に出向する予定です。これにより、国際性、問題解決能力や実践力を身につけます。また、上記以外にも海外連携大学や海外研究機関など多彩なインターンシップ受け入れ先を予定しています。

国際化教育

世界水準の「フェニックスリーダー」を育成するために、徹底した国際化教育を行います。

講義は基本的に英語で行い、招聘外国人教員による授業も提供します。さらに、専任講師によるEnglish Communication、English Presentation、English Rhetoricなどの演習を提供します。


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