16世紀イングランド行財政史研究

井内 太郎 著

A5判 439頁 2006年3月刊行
4,495円(本体4,086円+税10%)
ISBN:978-4-903068-03-9

内容紹介

16世紀イングランドの国家財政構造の特質を分析しながら,それがなぜ17世紀半ばの内乱期に破綻してしまうのかを明らかにし,18世紀型の国家財政成立に向けて残された財政的課題を検討する意欲的な作品です。

目次

序章

16世紀イングランドにおける行財政史研究の現状と課題

第I部 16世紀イングランドにおける国家財政運営
 第1章 イングランドにおける国家財政の基本構造
 第2章 チューダー前期財務府出納部の会計業務
 第3章 チューダー朝期財務府出納部の会計業務
 第4章 チューダー朝期財務府出納部の会計業務

第II部 16世紀イングランドにおける宮内府改革とその意義
 第5章 15世紀後半期の宮内府改革とその意義
 第6章 16世紀の宮内府財務行政の再検討
 第7章 プリヴィ・チェインバーの成立とその意義

第III部 16世紀半ばの財政危機と行財政改革
 第8章 16世紀半ばの財政危機と行財政改革
 第9章 チューダー朝期1558年関税改革とその政策的意図
 第10章 チューダー中期の財政危機と国家財政運営

第IV部 16世紀イングランドにおける議会課税問題
 第11章 チューダー朝期の議会課税論争
 第12章 16世紀の議会課税問題

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