小谷　朋弘　著

A5判　354頁　2010年3月刊行
5,238円(本体4,762円+税10%）
ISBN：978-4-903068-14-5

離婚紛争の発生からその処理、さらには処理を支える社会的支援システムまでをも視野に入れて、離婚における男女格差の問題を検証するもので、法社会学の 立場から、とくに離婚にかかわる法の仕組みの中に離婚弱者を生み出す原因を探り、問題解決の方途を示しています。

はしがき

序論

I部 離婚紛争の発生メカニズム
　第1章 離婚紛争の4タイプ
　第2章 父権的迫害型離婚の実相
　第3章 離婚紛争の発生基盤

II部 離婚紛争の処理方法
　第4章 協議による紛争処理
　第5章 調停による紛争処理
　第6章 裁判による紛争処理

III部 離婚紛争にともなう処理課題
　第7章 離婚紛争と離婚給付
　第8章 離婚紛争と子ども

IV部 離婚紛争の処理支援システム
　第9章 離婚紛争とDV防止法
　第10章 離婚紛争と弁護士

結論

あとがき
参考文献
索引

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