吉田 成章 著
A5判 311頁 2011年3月刊行
5,134円(本体4,667円+税10%)
ISBN:978-4-903068-17-6
内容紹介
ドイツ統一によって教授学がどのように再編されるかを、東ドイツ教授学の歴史的評価を中心として検討した研究成果である。
目次
まえがき
序章 教育におけるドイツ統一というインパクト
第1節 本書の目的および対象と方法
第2節 先行研究の概要と本書の構成
第1章 東ドイツ教授学の形成過程
第1節 東ドイツ教授学の萌芽--1945年~1964年
第2節 東ドイツ教授学の体系化--1965年~1974年
第3節 授業理論としての教授学への重点化--1975年~1989年
第2章 東ドイツ教授学の歴史的性格
第1節 ヘルバルト教育学の継承としての性格
第2節 改革教育学の継承としての性格
第3節 社会主義的教育学としての性格
第3章 統一後ドイツにおける東ドイツ教授学の評価
第1節 東ドイツ教育制度の改革
第2節 東ドイツ教授学評価の機運
第3節 西ドイツ出身の研究者による東ドイツ教授学の評価
第4節 東ドイツ出身の研究者による東ドイツ教授学の評価
第4章 教育実践の現実から見た東ドイツ教授学の評価
第1節 教師から見た教育実践の現実
第2節 子どもから見た教育実践の現実
第3節 実験的研究から見た教育実践の現実
終章 教授学の今後の展望
第1節 本書のまとめ
第2節 考察と今後の課題
主要参考文献
図表一覧
あとがき
事項索引
人名索引
書評
渡邊隆信「吉田成章著『ドイツ統一と教授学の再編』」、『教育学研究』79巻1号、2012年、pp.100-102
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