インフラ網整備に粘菌の知恵
ーエサ求め合理的な経路実現ー
本研究科数理分子生命理学専攻の小林 亮教授らのグループが、
北海道大学・オックスフォード大学のグループと共同で、アメーバ
様生物「真正粘菌」を首都圏の駅に見立てたエサを配置した容器
内で這わせると、実際の鉄道網に似た経路を作り、それがコスト・
効率性・対故障性のバランスのとれたネットワークであることを
突き止めました。さらに粘菌の数理モデルによって、より優れた
ネットワークを設計することが可能であることを示しました。
この論文は1月22付の米科学誌サイエンスに掲載されました。
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広島大学理学研究科 教授 小林 亮
TEL 082-424-7335