平成25年3月2日(土)・3日(日)に幕張メッセ国際会議場で開催された第2回「サイエンス・インカレ」の口頭発表部門で、理学部物理科学科2年生の大下翔誉さんと末森拓馬さんが、協力企業による「Tech-On!賞」を受賞しました。
大下さんと末森さんは、研究題目「渦巻銀河の歴史 ~銀河年齢測定の新方法の提案~」で渦巻銀河の年代測定方法を独自に考案しました。その研究内容の独創性が高く評価されて、受賞となりました。今後は,宇宙理論の研究者の指導を受けながら、この測定方法の有効性を検証していく予定です。
また、ポスター発表部門では、地球惑星システム学科3年生の岸田実紀さんと物理科学科2年生の瀧野百合香さんも研究発表を行いました。
サイエンス・インカレは、全国の理系学生が自主研究を発表する場として平成23年度に設けられました。これは、理系学生の能力・研究意欲を高めると共に、課題設定能力、課題探求能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的としており、本年度で2回目の開催となります。申し込み書類による一次審査を経て、本審査が口頭発表とポスター発表の2部門で行われました。本年度は、口頭発表47件とポスター発表98件でした。
![]() |
|
大下翔誉さん(左側)と末森拓馬さん(右側) | 表彰式の様子 |
【お問い合わせ先】
広島大学 理学研究科 理数学生応援プロジェクト
TEL:082-424-7402