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【研究成果】理学研究科 化学専攻 構造物理化学研究グループの研究成果が学術誌「ChemPhysChem」の表紙に掲載されました

このたび,広島大学大学院理学研究科の江幡名誉教授・村松助教らは,代表的な有機導電体材料である7,7,8,8-テトラシアノキノジメタン(TCNQ)を気相超音速ジェット中に単離し,その紫外スペクトルの測定に初めて成功しました。この研究成果は,ドイツの学術誌『ChemPhysChem』の表紙に採用されました。TCNQ分子は,電子伝導性に加えて興味深い発光特性を示すことが知られており,本研究をきっかけにその分子論的な起源を明らかにしていくことが可能になると期待されます。

【論文情報】

掲載雑誌:ChemPhysChem

タイトル: Laser Spectroscopy and Lifetime Measurements the S1
State of Tetracyanoquinodimethane(TCNQ) in a Cold Gas-Phase Free-Jet

巻数、ページ:vol. 20, pp. 996–1000. DOI:10.1002/cphc.201900214

著者: Nobumasa Chaki, Satoru Muramatsu, Yuji Iida, Seiya Kenjo,
Yoshiya Inokuchi, Toshifumi Iimori, Takayuki Ebata

【お問い合わせ先】

広島大学大学院理学研究科
助教 村松 悟

TEL: 082-424-7101
E-mail: smuramatsu*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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