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【研究成果】マクロ環状骨格を利用したπ単結合性をもつ一重項ジラジカルの安定化

本研究成果のポイント

  • 独自の手法である「ストレッチ効果」を用いて一重項ジラジカルを長寿命化
  • 一重項ジラジカルの反応性に及ぼす動的溶媒効果(粘性効果)の検証

概要

 広島大学大学院先進理工系科学研究科 安倍 学 教授(専門:反応有機化学)の研究グループは、マクロ環状骨格を導入した局在化一重項シクロペンタン-1、3-ジラジカルの長寿命化することができた。このような一重項ジラジカルは、π単結合性をもつことが予測され、基礎研究はもちろん、新型材料への応用も期待される。
本研究成果は、イギリス王立化学会の学術雑誌「Chemical Communications」に9月27日に掲載された。

論文情報

  • 掲載誌: Chemical Communications
  • 論文タイトル: Long-lived localised singlet diradicaloids with carbon–carbon π-single bonding (C–π–C)
  • 著者名: Zhe Wang1、Pinky Yadav1、and Manabu Abe1*
    1Department of Chemistry、Graduate School of Advanced Science and Engineering、Hiroshima University、1-3-1 Kagamiyama、 Higashi-Hiroshima、Hiroshima 739-8526、Japan.
  • DOI: https://doi.org/10.1039/d1cc04581d
【お問い合わせ先】

広島大学大学院先進理工系科学研究科  
教授 安倍 学
Tel:082-424-7432 
E-mail:mabe*@hiroshima-u.ac.jp
(注: *は半角@に置き換えてください)


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