総合博物館 准教授 清水 則雄
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地域の元気応援プロジェクト「大学・学校・地域が連携したミコシギクの保全と地域の活性化」のメンバーが、11月13日に福富中学校の生徒と一緒にミコシギクの保全活動について授業を行いました。
4つのグループに分かれて活動しました。
生育域内保全グループは、自生地で東広島植物園の塩路恒生氏の指導のもと、ミコシギクがどれくらい増えているかを調べました。今年新たな株を16株ほど見つけることができました。またミコシギクの株の場所をマップにまとめました。
ミコシギクを観察する様子
生育域外保全グループではミコシギクの種まきに関するマニュアルを作成するために、図書館で種まきに関する本を探し学習しました。その後、グループに分かれ、タブレットを用いて種まきのマニュアルを作成しました。
種まきについて学習している様子
広報グループでは、ポスター制作班と商品班に分かれ活動しました。ポスター制作班では色鉛筆を用いてポスターを制作しました。商品班では制作する商品の候補を絞り、デザインを考えました。
ポスターを制作する様子
活動のまとめを行うグループでは、グループに分かれてスライドを作成しました。今までの活動について、写真を用いてわかりやすくまとめることができました。
スライドを制作する様子
授業を通して、ミコシギクの保全活動に興味を持ってくださる方が増えることを切に願っています。
今後も福富町の地域の方々とともに、ミコシギクの保全活動に取り組んでいきます。