「大学の国際化促進フォーラム」のプロジェクト幹事校に選定されました

 文部科学省が発足させた「大学の国際化促進フォーラム」のプロジェクト幹事校に選定されました

 

 広島大学は、文部科学省「大学の国際化推進フォーラム形成支援」における「国際交流プログラムの効果の客観的評価テスト開発及びその普及」プロジェクトの幹事校として選定されました。

 これまでは、各大学個別に国際交流プログラムが行われ、その評価は主として主観的なアンケートのみで行われてきました。現時点で特に必要とされるのは、頑健性の高い尺度の活用、大学間/国際的比較を可能とする、エビデンスに基づくアウトカム検証、またこれらのエビデンスを活用した全国的な国際交流プログラムの活性化また実質化です。
 本学は、このフォーラム参加大学はもとより、国内連携3大学(創価大学・関西大学・東洋大学)と共同し(COIL、ビジネス日本語分野等でのプロジェクト幹事校レベルの相互協力を予定)、妥当性と信頼性を確保し回答バイアスを除去することで、コアコンピテンシー/非認知能力の変化を客観的に測定するBEVI(The Beliefs, Events, and Values Inventory)を利用することにより、国際交流プログラムのさらなる高度化を実現する、各種活動を横展開していきます。
 BEVIに加え、本学ではSGU事業、特に英語力強化の分野で、学内教学データを複合的に連結し、先駆的な因果推論/機械学習を応用することで、疑似実験状況を創出し、エビデンスをともなった厳密な効果検証EBPMを実施する方法論を構築してきました。この「尺度+分析」を統合した手法を全国の大学に横展開することにより、エビデンスに基づきかつ質保証伴った、国際化の推進また底上げを行っていきます。

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大学の国際化促進フォーラム|採択校の取組|スーパーグローバル大学創成支援事業 (mext.go.jp)

【お問い合わせ先】
 西谷 元 副理事(SGU担当)
 hajime@law.hiroshima-u.ac.jp

 


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