「SERUワークショップ」を開催しました

広島大学は「世界をキャンパスとして展開する広島大学改革構想」に基づきSERU(Student Experience in the Research University)国際コンソーシアムに加盟しています。

このSERUコンソーシアムはカリフォルニア大学バークレー校高等教育研究センターを拠点とし、アメリカを中心に、加盟する国内外の研究大学が共通の学生調査を実施することにより大学生の活動に対する理解を深め、研究大学が直面している主要課題を共同で研究しています。広島大学では今年度から学生調査を試行したところです。

平成28年1月28日に開催したワークショップには、SERU-AAU(アメリカ大学協会)マネージングディレクターであり、ミネソタ大学機関評価室ディレクターのDr. Ronald Huesman及び日本で最初にSERU国際コンソーシアムに加盟した大阪大学から戦略企画室の齊藤貴浩准教授をお招きし、広島大学高等教育研究開発センターの渡邉聡教授を含めた3名の講師により、SERUとは何か、またSERU学生調査が大学内でどのように活用されているのかについての講義が行われました。
当日は学内外から約40名の参加があり、質疑応答時には活発な討論が行われました。

広島大学では今後、このSERUコンソーシアムの枠組みを利用し、国際的な視点から教育の質評価(ピアレビュー)を実施するため、具体的な方法を検討していきます。

写真:講演する渡邉教授
写真:質問に答えるDr. Huesmanと齊藤准教授


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