広島大学ではグローバル人材育成の一環として、職員の「語学力」向上、「多様性・異文化理解の深化」を目的に、「広島大学グローバル人材育成研修【海外派遣I】（国際交流イベント）」を実施しており、9月17日に上海師範大学（中華人民共和国）で行われた日本語作文スピーチコンテストに職員を派遣しました。

このスピーチコンテストは、広島大学・上海師範大学文化教育共同研究センターと公益財団法人小丸交通財団の共同主催で実施しており、今年のテーマ「交通」について上海近郊地域の大学から選出された優秀賞受賞者8名が日本語でスピーチを披露しました。参加者たちは大学１年生から４年生までの学生であり、その中には日本語を勉強して１年も経っていない学生もいましたが、どの参加者も素晴らしいスピーチを披露し、日本語の学習意欲は非常に高いものでした。

本研修中、職員はスピーチコンテストの準備・運営業務を担い、海外での実務経験を積むとともに、懇親会では現地参加学生との交流を通じ、日本への留学や日本での就職を希望していることなど、現地学生の生の声を聞く良い機会を得ることができました。

今後も、多くの職員に国際交流イベントに参加してもらい、グローバル化対応に向けた職員の高度化を図っていきます。