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社会科学研究科・築達延征教授が、2019 Emerald Literati Awardsの受賞者に決定し、10月8日、本学で賞状の授与が行われました。
本賞は、半世紀以上の歴史を持つ英国学術出版社Emerald Publishing Limitedが、学術研究に多大な貢献をした著者、レビュアーを称えるために設立し、今年で26回目を迎えます。
築達教授の受賞の対象となった論文は「The curse of the #1 carmaker: Toyota’s crisis」です。国際ビジネスを取り巻くさまざまな問題を、企業内のみならず市民社会を含めて幅広く考察していくEmerald社の学術誌『critical perspectives on international business』に掲載され、前年の優れた論文に与えられるHighly Commended papers賞に選出されました。
(左から)築達教授とエメラルド・ジャパン江口氏
築達教授のコメント
最高峰の大学の1つ、マサチューセッツ工科大学(MIT)などの研究者も受賞しているイギリスのEmerald Literati Awardを自分が受賞できるとは思いも寄りませんでした。人文社会科学系での日本人の受賞はまれらしく、Emerald社の代表が広島まで証書を持ってきてくださいました。本学のバナーを背景に写真を撮っていただくとともに、Emerald社のwebの受賞者ギャラリーに掲載していただき光栄です。受賞の対象になったのは、本学が推奨している海外研究者との共著論文ですので、微力ながら貢献できて嬉しいです。
広島大学大学院大学院社会科学研究科
教授 築達 延征