ジャパンバイオデザインの第Ⅲ期フェローシップ修了式に参加しました。

東京にて先週開催されたジャパンバイオデザイン第Ⅲ期のフェローシッププログラム修了式に参加しました。

日時:7月27日(金)14時00分~18時30分

場所:大崎ブライトコアホール(東京都品川区)

今回修了されたフェローは12名(大阪大学,東北大学,東京大学各4名)で,昨年の10月から参加され,医療現場観察からスタートし,ニーズの明確化・絞込み,コンセプト創出,プロトタイピングを経て,めでたく10か月のプログラムを修められています。さらに,現在,それぞれ心臓疾患,小児医療,肺疾患の分野での医療機器開発に向けた具体のプロジェクトを進めているとの報告がありました。このプログラムは単なる知識を習得するための研修にとどまらず,その成果を知財化し,製品開発につなげていくという実践的な人材育成を行うことを特色としています。

文部科学省,経済産業省,厚生労働省の関係省庁をはじめ,医療機器関連企業等から100名以上の参加を得て,昨年の第Ⅱ期修了式よりもかなり規模が拡大していました。また,併せて活動報告会も実施され,既に3社が起業していることや,学会設立に向けた検討状況などが紹介され,盛会のうちに幕を閉じました。

本学においても来年度以降,地元企業等を対象としたフェローシップコースの開設について検討しており,内容等について大いに参考にさせていただくことができました。


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