インド・バイオデザイン発スタートアップがピッチイベントのファイナリストに選ばれました。

インド・バイオデザイン発のスタートアップ企業「Inochi Care」が731日(木)に東京で開催された「MedTech Innovator Asia Pacific – Tokyo Pitch Event in Nihombashi」(東京ラウンド)を見事に勝ち抜き,10月にシンガポールで開催されるAsia pacific MedTech Forumにおいて、Showcase及びFinals Competitionへ進む権利を獲得しました。

 

今回の東京ラウンドでは、170社を超える応募企業の中から,日本、韓国、台湾などから厳選されたスタートアップ8社が,ヘルスケア産業を代表する各界のオピニオンリーダーや大手企業による審査員団と250人以上の聴衆の前で英語によるピッチを行いました。

 

2016年のインド・バイオデザイン・フェローシップコースの修了生で、Inochi Care Private Limited(株式会社)を代表してCo-Founder / DirectorShivani Gupta氏が8社のうち4番目に登壇し、従来の5分の1のコストで3倍の速さの慢性創傷治癒を実現するテクノロジーが高い評価を受けました。ピッチでは,当バイオデザイン部門の部門長の木阪准教授がアドバイザーとしてサポートさせていただきました。

 

Inochi Careは,108日・9日にシンガポールで開催される第5Asia pacific MedTech Forum(アジア太平洋MedTechフォーラム)でMedTech Innovator Showcaseに出展するための旅費,及び大手医療機器メーカーからのメンタリングを受ける権利を得ることができました。同時に開催されるFinals Competitionの最高賞金は300,000ドルです。

 

今回の結果はインド・バイオデザインの取組の質の高さを裏付けるものであり、ひろしまバイオデザインとしても、引き続き連携を深めていくことを考えています。

 

https://medtechinnovator.org/inochi-care-wins-tokyo-travel-award/


up