社会人ドクターをお考えの方へ

-今、「博士」が求められています-

博士(ドクター)は、学位の中でも最高レベルです。
つまり、技術開発力・研究能力の高さの証拠です。
特に海外では、博士という称号の有無が大きな違いを生むことがあります。
グローバル化している産業界では、博士は世界へ通じる鍵であり、武器でもあります。

広島大学大学院先進理工系科学研究科では、各種の研究機関、教育機関、企業等に在職したまま博士課程後期(ドクター)へ入学できる「社会人特別選抜」を設けており、毎年、約10~20名の方が社会人ドクターとして入学されています。

社会人ドクターの学びを支援する制度

長期履修制度

長期履修制度とは、仕事等の都合で学修する機会が限られている方が、通常の修業年限を超えて計画的に学修することを支援する制度です。長期履修者の授業料については、標準修業年限分の総額を認められた年限で分割して、納付することとなります。

各種奨学金

社会人ドクターの方を対象とした様々な奨学金制度があります。

先進理工系研究科研究奨学金

先進理工系科学研究科では博士課程後期学生を支援し、研究を奨励することを目的として、博士課程後期学生に対し独自に奨学金を支給しています。詳しくはこちらを参照してください。

ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)事業

広島大学では、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)事業の一環として、研究活動を中断中の修士の学位を有する女性で、本学において研究を再開することを希望し、本学の博士課程後期を受験して合格した者の入学料を不徴収とする経済的支援を実施しています。詳しくはこちらを参照してください。

広島県未来チャレンジ資金

広島県では,産業の発展に不可欠な,高度で多彩な人材を生み出すため,大学院等専門課程で高度な知識を身につけ,「将来,広島県内企業等で働きたい!」という方に対して,修学に必要な資金を貸し付けます(無利子)。課程修了後9年間のうち,広島県内企業等で8年間就業していただくと,貸付金全額の返還を免除されます(一部返還免除もあります)。詳しくは広島県のホームページ「広島県未来チャレンジ資金」を参照してください。

社会人ドクターになるには

出願をお考えの方は、「広島大学研究者総覧」を参照いただき、指導を受けたい教員へ事前にご連絡ください。

教員との研究計画の打ち合わせ等が完了し、指導の内諾が得られたら、入学試験を受験します。
入学試験の詳細についてはこちらから確認してください。

問い合わせ先

広島大学 工学系総括支援室(大学院課程担当)

 TEL:082-424-7518、7519
 E-Mail:kou-gaku-daigakuin*office.hiroshima-u.ac.jp 
 (*は半角@に置き換えてください。)


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