鯉城往来

鯉城往来

   1998年、広島大学で日本近世文学会秋季大会が開催されたのに合わせて創刊された。広島県在住の近世文学研究者及び各大学の大学院生・修了生30名ほどを中心に組織される広島近世文学研究会の機関誌として300名近い購読会員を持つ。会員の論文の他、月例研究会で読む近世の書簡の翻刻と略注を掲げたり、広島大学図書館所蔵の近世文学書の目録や貴重資料の翻刻なども載せる。通常の学会誌では分量が多すぎて載せられない長大な論文や、注釈の連載なども掲載可能である。もうすぐ10号が出来上がる。広島の近世文学研究の拠り所として長く継続していきたいと念じている。


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