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「第11回ちよだ文学賞」大賞を本学文学部卒の愛内紫音さんが受賞しました

   東京都千代田区が主催する「ちよだ文学賞」の第11回大賞受賞作に、本学文学部(日本文学語学)平成23年度卒の愛内紫音さん(あいうちし おん・ペンネーム)の書いた「りんごの芽」が選ばれました。
   同賞は、人気作家の逢坂剛、唯川恵、角田光代各氏が選考委員をつとめる新人作家の 登竜門です。373編の応募作の中で、見事に大賞を射止めました。
   愛内さんは愛媛県松山市の出身で、本学卒業後は故郷で公務員として就職していましたが、文学への夢を捨てきれず、職を辞して執筆生活を始めたばかりの幸先よい受賞です。受賞作は、小学5年生の男の子と生き別れになっ た姉との再会を軸に展開される秘密と友情の物語だそうです。他の最終選考に残った作品とともに書籍化し、10月31日から千代田区役所並びに 区内主要書店で販売されます。授賞式は10月29日に第26回神保町ブックフェスティバル会場でとりおこなわれます。
   愛内さんは、すでに文学部在学中の2010年に小説『春夜恋』(文芸社)を出版しています。独特の雰囲気を漂わせた青春小説で、今回の受賞 作に通じるものがありそうです。Amazonなどで購入できます。

ちよだ文学賞


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