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【2019/12/7開催・要申込】リテラ「21世紀の人文学」講座2019を開催します

リテラ「21世紀の人文学」講座2019
〜広島藩の文化水準 私論〜

【 日 時 】2019年12月7日(土)13:30~16:40
【 会 場 】合人社ウェンディひと・まちプラザ(まちづくり市民交流プラザ)
                 北棟6階マルチメディアスタジオ (広島市中区袋町6番36号)

【 テーマ 】広島藩の文化水準 私論
【 概要 】
  18世紀末以降の広島藩は頼春水・春風・杏坪ら頼家一族の評判が高かったため、他国の有識者は広島藩を「文国」と評価していた向きもありました。しかしてその実態はどうだったのでしょうか。本講座では一般の藩士の諸活動と、頼一族以外の文芸活動などをとりあげて、当時の広島藩の文化水準について、ささやかながら私見を述べてみたいと思います。

○浅野家家中考(13:30〜15:00)
中山 富廣 教授(歴史文化学講座)

  近世諸藩の政治のあり方(支配)は、その時代の趨勢や藩主の力量、執政(政権担当者)たちの仕事ぶりによって左右されるといえるでしょう。したがいまして広島藩の政治については、藩主以下執政職にあった藩士たちを考察する必要がありますが、それでは常識的な「通史」しか出てこない可能性もあります。本講義では政権に関与しない一般の家中(藩士)を中心にすえて、新たな広島藩政像を探ってみたいと思います。

○浅野家の文芸と儒者の関わり―寺田臨川から頼家一族へ―(15:10〜16:40)
久保田啓一 教授(日本・中国文学語学講座)

  広島藩の文芸・学問といえば、まず頼春水・春風・杏坪の3兄弟と春水の子山陽の名が挙がります。しかし、それ以前の広島藩の儒者たちの活動は、必ずしも注目されてきませんでした。今回、藩主浅野吉長の侍読寺田臨川(1678-1744)という人物を取り上げ、彼の残した詩文・記録を通して広島藩の文芸の特徴を概観し、頼家一族とは異なる学問のあり方を見つめます。

【 定 員 】100名(定員を超える場合は抽選)
【 受 講 料 】750円
【 受講対象 】高校生・一般

【申込期間】 2019年10月1日(火)〜10月31日(木)

【申込方法】
はがき(一人1枚※往復はがきではありません。)に、①講座名、②郵便番号、③住所、④氏名(フリガナ)、⑤電話番号を記入し、下記の宛先へお申込みください。なお、電話・FAXでの申込受付は行っていません。定員を超える場合は抽選となります。
申込先: (公財)広島市文化財団 ひと・まちネットワーク部管理課係
〒730-0036 広島市中区袋町6番36号

【 お問い合せ先 】

○広島大学大学院文学研究科
支援室(運営支援担当)    
TEL  082-424-6604    
FAX  082-424-0315

○(公財)広島市文化財団
ひと・まちネットワーク部管理課
TEL  082-541-5335
FAX  082-541-5611


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