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【2020/12/5開催・要申込】リテラ「21世紀の人文学」講座2020を開催します

リテラ「21世紀の人文学」講座2020
〜敗戦後75年:広島から「日本とアジア」を振り返る〜

【 日 時 】2020年12月5日(土)13:30~16:40
【 会 場 】合人社ウェンディひと・まちプラザ(まちづくり市民交流プラザ)
                 北棟5階 研修室A・B(広島市中区袋町6番36号)

【 テーマ 】敗戦後75年:広島から「日本とアジア」を振り返る
【 概 要 】
  敗戦後75年が経過した「日本とアジア」を、広島において思想史的に考察します。前半は、中国の有名作家老舎の翻訳に半生を捧げた翻訳者の事績を紹介し、幾度の苦難を強いられた日中両国知識人の交流を通して、「戦後日本」の在り方を語ります。後半は、帝国日本の植民地と戦争、平和という観点から、講師が主に調査を行ってきた台湾と広島が「日本」を介してどのようにつながっているのかを論じます。

○『駱駝祥子(らくだのシアンツ)』からの始まり―老舎と竹中伸―(13:30〜15:00)
劉 金鵬 助教(比較日本文化学分野)

  小説『駱駝祥子』は中国の文豪老舎の代表作で、竹中伸による日本語訳は最初の外国語訳です。最近、戦後生活の哀楽や老舎翻訳への執念などが詳細に記された竹中伸の日記が発見されました。広島で暮らし、老舎との文通もあったなど、驚きの事実が日記を通じて多数判明しました。「日本」とは何か、竹中伸と老舎を媒介にして考察してみましょう。

○台湾と広島を結ぶ:帝国日本の植民地と戦争、平和(15:10〜16:40)
中村 平 教授(比較日本文化学分野)

  帝国日本の植民地台湾、特に高地先住民の歴史経験を聞き書きしてきた立場から、広島の原爆が人々のそれまでの「平和」を奪ったとする認識を問い直します。明治以降の帝国日本がアジアに領土を拡大する中で、アジア・太平洋戦争以前から「戦争」は行われてきました。こうした歴史からいかに21世紀に平和を創り出していけるか、共に考えてみましょう。

【 定 員 】50名(定員を超える場合は抽選)
【 受 講 料 】750円
【 受講対象 】高校生・一般

【申込期間】 2020年10月1日(木)〜10月30日(金)※申込みは終了いたしました。

【申込方法】
はがき(一人1枚※往復はがきではありません。)に、①講座名、②郵便番号、③住所、④氏名(フリガナ)、⑤電話番号を記入し、下記の宛先へお申込みください。なお、電話・FAXでの申込受付は行っていません。定員を超える場合は抽選となります。
申込先: (公財)広島市文化財団 ひと・まちネットワーク部管理課係
〒730-0036 広島市中区袋町6番36号

【 お問い合せ先 】

○広島大学大学院人間社会科学研究科
人文学プログラム
文学部
人文社会科学系支援室(文学事務室)    
TEL  082-424-6604    
FAX  082-424-0315

○(公財)広島市文化財団
ひと・まちネットワーク部管理課
TEL  082-541-5335
FAX  082-541-5611


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