令和4年5月25日(水)16:20~17:50,文学部B204号室にて,新入生の教養ゼミの授業において,感染対策を講じて被爆体験講話を開催しました。
まず,伝承者の青木 圭子さんから原爆全体についてお話をいただきました。
引き続き,講師の梶本 淑子さんからお話をいただきました。梶本さんは,14歳のときに爆心地から2.3キロ離れた場所で飛行機の部品を造る作業中に被爆され,20年以上にわたって,語り部の活動をされていらっしゃいます。本講話では,原爆投下時の状況に加えて,戦後の状況についても語っていただきました。
学生の感想の一部をご紹介します。
・自分が原爆を受けて助かったことを素直に喜べずに罪の意識を感じながら生きる人が今もいること。
涙がでました。
・原爆の被害にあった当時の心境として,「悲しかった」「怖かった」よりも「何もかんじなかった」という
ことを強くおっしゃっていたのがとても印象に残りました。
・今日のお話を私たちの子供や孫になる世代へと語り継ぎ,絶対に忘れてはならない,風化させてはならない
と思い,自分にできるときはやりたいと思いました。大変貴重なお話を本当にありがとうございました。
被爆者体験講話の様子
被爆者体験講話の様子