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【2023/08/27開催・要申込】第19回「文藝学校」講演会(文学部ゼミナール)を開催します

第19回「文藝学校」講演会チラシ

第19回「文藝学校」講演会チラシ

今回の「文藝学校」講演会は、久方ぶりの対面での開催となります。
キャッチフレーズは、「人と人とをつなぐ人文学。」
広島大学文学部の講義を体験してみませんか。全講義を受講していただくのも良し、選択受講いただいても良し。
多数のご参加をお待ちしております。

日時

2023年08月27日(日)10:30~17:00

会場

本の学校2階 多目的ホール

受講料

無料

参加申し込み

お電話・メール・ファックスで「お名前・ご連絡先」をお知らせください。
申込〆切 8月26日(土)

講師と演題・要旨

1. 宮川 朗子(フランス文学語学分野 教授)(10:40~11:40)
珠玉のエンタメ小説、「シェリ=ビビ」シリーズの世界」
【要旨】ミュージカルで有名な『オペラ座の怪人』の原作や、密室殺人の謎を解く古典的作品『黄色い部屋の謎』の作者であるガストン・ ルルーは、今日まで語り継がれているもう一人の怪人シェリ=ビ ビの生みの親でもありました。 「永遠の囚人」シェリ=ビビを主人公とする小説は、ベル=エポック期のフランスで話題となり、3 作を数える人気シリーズとなりました。今回は、日本ではほとんど知られていなかったものの、昨年翻訳が出版されたシリーズ第 1 作目『シェリ=ビビの最初の冒険』を中心に、このシリーズの魅力をお伝えします。時間が許せば、この小説の翻訳こぽれ話も お話しできればと思います。

2. 今林 修(英語学分野 教授)(11:50~12:50)
英語の小説における「話法」を考える
【要旨】最近の高等学校の英語の授業では「話法」についてほとんど教えなくなりました。少なくとも 1980 年代前半までは、リーダーや英 文法の授業において、直接話法と間接話法の相互書き換えはもちろんのこと、描出話法(自由間接話法)までも扱っていました。 英語で書かれた小説において「話法」の果たす役割は非常に大 きく、実際の例をつぶさに観察しながら、「話法」(提示法)の種類 とその役割について解説しようと考えています。

3. 小林 英起子(ドイツ文学語学分野 教授)(13:40~14:40)
ドイツの動物寓話にみる諷刺と教訓とユーモア
【要旨】古代ギリシャのイソップの短い寓話には、人生の機微が込められており、ドイツ語圏でも古くから翻訳され、詩人にも影響を与えました。人文主義時代のルター、18世紀啓蒙時代のレッシングや児童文学のC.F.ヴァイセ、古典主義期の文豪ゲーテも諷刺や 教訓を含む動物寓話を好んで表しました。ルターから現代文学 のカフカまで、特徴的な動物寓話を厳選してご紹介し、諷刺と教 訓と意味とユーモアを味わってみたいと思います。

4. 位藤 邦生(広島大学名誉教授)(14:50~15:50)
日本文化としての『源氏物語』
【要旨】来年度NHK大河ドラマで放送予定の「光る君へ」と関連して、日 本文化としての『源氏物語』をわかりやすくお話ししようと思って います。

5.受験相談会 (16:00~17:00)

【主催】広島大学文学部・NPO法人「本の学校」
【共催】株式会社今井書店グループ・「本の学校」郁文塾

【参加申込みについて】

○事前申し込みをお願いします。2023年08月26日(土)までにご希望講座にお申込みください。
(お電話・メール・ファックスでのお申込みをよろしくお願いいたします。)
○受験相談会ご参加の方は登録名を【名(フルネーム) 姓(学校名)】としてお申込みください。

申込締切:2023年08月26日(土)

【お問い合わせ先・お申し込み先】

NPO法人「本の学校」

TEL : 0859-31-5001(平日10時~18時)
FAX : 0859-31-9231 
E-mail : b-schule@imaibooks.co.jp
(@は半角に変換してください)


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