広島大学人文社会科学系支援室(文学)
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12月21日(土)に、広島大学公開講座2024(後期)を開催しました。
今年度は、「異文化と自己認識」をテーマに、大学院人間社会科学研究科の中村平教授と太田亨准教授が講演を行いました。
中村教授は、アオテアロアニュージーランドのパケハの⾃⼰認識と⽇本の戦争トラウマからディコロナイゼーション(脱殖⺠化)について、太田准教授は、日本で中国の禅宗が広まった経緯や幕府と禅林社会との関係性から、五山文化・文学の始まりについて講じました。一部、深刻なテーマもありましたが、講師の巧みな話術により、湿った雰囲気に留まることなく、時に参加者の笑いを誘いながら、大変有意義な3時間となりました。
講演の終わりの質疑応答では、質問が途切れず、参加者の学びに対する貪欲さが感じられました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
中村平教授(比較日本文化学分野)
「アオテアロアニュージーランドのパケハ論と日本の戦争トラウマ研究:ディコロナイゼーションから考える平和学」
太田亨准教授(比較日本文化学分野)
「五山文化・文学の始まり―禅僧の葛藤―」
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