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【文学部1年次】被爆者体験講話を開催しました(2026.5.27)

 1年次の「教養ゼミ」(令和8年5月27日(水)16:20~17:50、文学部B204講義室)において、被爆体験講話を開催しました。

 講師は、約26年にわたって、被爆体験証言者としての活動をされていらっしゃる梶本 淑子さん(95歳)と伝承者の茂津目 恵さんです。

 梶本さんは、満州事変の年にお生まれになり、14歳のときに爆心地から2.3キロ離れた動員先の飛行機部品工場で被爆されました。本講話では、まず茂津目さんから原爆の実相を説明していただいたのち、梶本さんから戦時下の学生時代の様子、原爆投下後の惨状、梶本さんを探して入市被爆した家族の様子、そして戦後の状況、核廃絶への願いについて語っていただきました。

 戦後81年。私たちは被爆者の方々から直接体験談を聞くことのできる最後の世代です。ご高齢にもかかわらず、力強く語りかける梶本さんに、多くの学生が心揺さぶられ、平和への思いを新たにしました。

 感想文の一部をご紹介します。

・一緒に働いていた友達がいたから生きようと思えたと聞いて、一緒にいる人を大切にしていかなければならないと、当たり前のことだけど思いました。
・「当たり前の毎日が続く」ことが平和な世の中であると聞き、私たちが毎日当たり前にご飯を食べ、学校に行くことができ、そして帰る家があることは当たり前のことではないと改めて感じました。今後も命を大切にして、毎日元気に生きていけることに感謝して生きていきたいと思います。
・最後におっしゃっていた「忘れられた歴史は繰り返される」という言葉が強く印象に残った。今の世界情勢はいつどこで原爆が落とされてもおかしくないので、二度と同じような地獄が起きないために被爆者の方のお話は広げていかなければならないなと思った。

 今年度の文学部1年生は約7割が県外出身者ですので、初めて、体験談を聞く学生も多くいました。大変貴重なお話を本当にありがとうございました。

被爆者体験講話の様子

被爆者体験について質問をする学生

※文学部における被爆体験講話は、「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」を契機に平成27(2015)年に始まり、事業終了後も、ひろしまの平和の継承・発信を目的に継続して実施しています。


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