教育学習支援センターでは、2024年7月22日に学生プラザ1Fにて2024年度第2回TAセミナーを開催しました。今回のTAセミナーは「教育と人工知能」という内容で、教育における人工知能の影響について参加者と一緒に意見交換し、その内容を共有することを目的として開催しました。当日は、学部生7名(教育学部、理学部)、大学院生8名(人間社会科学研究科、先進理工系科学研究科、総合生命科学研究科) と幅広い学年層から合計15名の参加がありました。

　前半は、「教育と人工知能」に関する講演を行い、後半はグループで「あなたが考えるAIの教育への応用例は何がありますか？」、「その応用へのメリット・デメリットは？」という2つのトピックでディスカッションをしました。グループディスカッションでは、前半の講演で扱ったAIの教育への応用例と、これに対するメリット・デメリットを参考にして各グループで活発的に発言が行われました。最後に、参加者からの質問などに回答しTAセミナーは終了となりました。

　事後アンケートでは、「AIと教育の関係に興味があったので大変参考になった」、「非常に良いディスカッションができ、充実した時間を過ごせた」などの回答が寄せられました。今回のTAセミナーで掲げた目的は達成できたと思います。また、次回のTAセミナーで取り扱って欲しい内容については「今回のテーマの深掘り」や「AIと倫理について」、「AIED(Artificial Intelligence in Education)」などAIと教育に対して皆様の関心が高いことが分かりました。

　次回のTAセミナーは10月、または11月に英語で開催する予定です。今回の内容とは異なりますが、次回も参加者の皆様にとって有意義な時間が過ごせるような企画を考えていきます。教育学習支援センター学生スタッフ一同、皆様に会えることを楽しみにしています。

教育学習支援センタースタッフ：金珉洙
先進理工系科学研究科　M1