教育学習支援センターでは、5月29日（木）に東広島キャンパスの学生プラザ1Fにて2025年度第１回TAセミナーを開催しました。今回のテーマは「教育と人工知能」で、教育現場における生成AIの活用について考えることを目的としています。当日は、学部生9名(文学部、教育学部、理学部)、大学院生9名(人間社会科学研究科、先進理工系科学研究科等)、職員1名と幅広い層から合計19名の参加がありました。

　セミナーの始めは、教育学習支援センターの学生スタッフによる講演が行われました。その後、参加者がいくつかのグループに分かれて、「今まで使ったことのある生成AIは何か？」、「実際の生成AIの仕組みを体験してみよう」についてディスカッションをしました。学習において普段活用している生成AIや、生成AIの仕組み等の話題で議論が盛り上がりました。最後に、質疑応答を経て、セミナーは終了となりました。

　事後アンケートでは、参加者から「生成AIの仕組みを知ることが出来る良い機会となった」、「数学と生成AIが関連していることが意外だった」など感想が寄せられました。また、「教育に関する言及が少なかった」という内容もあったことから、今後、生成AI関連のTAセミナーを企画する際には、教育に焦点を当てて進めていきたいと考えています。

　次回のTAセミナーは7月に英語で開催する予定です。開催日程等が決まり次第、HP、もみじ等でお知らせします。教育学習支援センター学生スタッフ一同、皆様に会えることを楽しみにしています。

教育学習支援センタースタッフ：金珉洙
　　先進理工系科学研究科　M2