広島大学歯学部では、平成21年度より、NPO法人NGOひろしまと協力し、カンボジアにおける歯科医療支援活動を行っています。
　カンボジアでは、歴史的背景から歯科医師や教師が不足し、歯科医療の供給不足に加え、各家庭や学校教育現場において歯みがき等の基本的な口腔保健を学ぶ機会がほとんどありません。
　今年度は、第11回目の現地活動として、平成30年3月2日から7日までシェムリアップ州の小学校を、3月9日にはプノンペンの「ひろしまハウス」を訪問し、歯科保健指導や歯科健診、必要に応じて歯科治療等を実施する予定としています。
　広島大学から、約10名の歯科医師・歯科衛生士と、13名の歯学部学生が参加予定である他、カンボジアからの留学生、カンボジアの歯科大学関係者や保健省のスタッフとも現地で協力して活動を行います。