2023年7月13日～22日の10日間、国際交流協定校であるインドネシア・アイルランガ大学歯学部の学生20名が本学歯学部に滞在し、歯科医学に関する授業への出席、基礎系講座での研究交流、広島大学病院の見学、本学学生との交流など、さまざまな活動を行いました。

アイルランガ大学は世界中の30校あまりの大学とともに”World Universities Association for Community Development (WUACD)”を構成し、多様な地域社会・共同体が抱える課題を協同で解決するというミッションを掲げています。今回の学生派遣はその一環で、歯学部生らがキャンパス内外において様々なコミュニティーと交流し、それらを通して共同社会開発(Community Development)の一端を経験することが目的です。

これを達成するため、アイルランガ大学の歯学部生20名は、同大学薬学部生17名との混成チームとして来日し、学部の垣根を越えて共同する経験を積むとともに、広島大学附属高等学校、ノートルダム清心中・高等学校、広島市国際交流会館、学生サークル（剣道部、弓道部、軟式テニス部）を訪問して、中学生、高校生、大学生、外国人居住者との文化交流にも挑戦しました。

10日間の活動を終えたアイルランガ大学歯学部生20名に、谷本 幸太郎歯学部長から修了証が授与されました。