2024年11月17日(日)に、本学東広島キャンパスにて公開講座
「未来を拓く工学技術 -機械・輸送工学に関わる4つの事例紹介-」
を開催します。
私達の社会を支える工学技術の進歩は目覚ましく、本学工学部においても多様な研究課題に取り組んでいます。
本講座では、制御工学、炭素繊維強化樹脂、軽金属材料、プラズマというバラエティに富んだ4つのトピックスを取り上げ、最新の研究成果を盛り込みながら分かり易く解説します。
また、関連する実験施設の見学も予定しています。
(計6回: ガイダンス+4回の講義+施設見学)
その概要は下記の通りです。
日時・会場・定員等、および各回の概要
(※ 開催形式: 対面)
日時: 2024(令和6)年11月17日(日) 9:50~16:00
会場 (集合場所): 本学東広島キャンパス 工情102講義室 (FUJI KIKAI KOGYO 102)
定員: 50名
受講料は 無料、受講対象は 一般の方 でどなたでもお申し込み頂けます。
下記、各回の概要を御覧の上、このページの下部に掲載されている「申込方法および期限」の中にあるリンク先よりお申し込み下さい。
第1回 (9:50~10:00)
第2回 (10:00~10:50)
横断型分野としての制御工学
制御工学研究室 河野佑 准教授
IoT技術の発展に伴い、制御工学の応用範囲は近年急速に拡大しています。
本講座では、そもそも「制御」とは何か?からはじまり、制御工学の最先端の研究例を紹介します。
第3回 (11:00~11:50)
鉄より軽く、鉄より強い炭素繊維強化樹脂 (CFRP) と広島大学のつながりを知っていますか?
構造創生研究室 片桐一彰 教授
炭素繊維強化樹脂 (CFRP) は、私達の身の回りにあるゴルフクラブや釣り竿から、旅客機などの輸送機器にも広く使われ、需要も増えています。
実はCFRPは広島大学と深い縁があり、その作り方から応用までを紹介します。
第4回 (13:00~13:50)
軽金属材料の高機能化と社会実装
機械材料物理学研究室 佐々木元 教授
持続可能な地球環境と脱炭素社会の実現の為の、アルミニウムやチタン、マグネシウムなどの軽金属材料の技術革新と機械への適用について紹介します。
第5回 (14:00~14:50)
高温高密度プラズマの発生とさまざまな産業応用
プラズマ基礎科学研究室 難波愼一 教授
観測できる宇宙の99%以上はプラズマ状態にあると言われています。
この一万度を超える高温プラズマを如何にして発生・制御し、究極のエネルギー源である核融合発電やプラズマ式空気清浄機、超微細半導体製造といった実社会への応用に役立つのかについて紹介します。
第6回 (15:00~16:00)
実験施設見学
(下記の3施設)
- 構造材料実験棟 (工C2実験棟内)
- 金属材料評価設備 (工A3研究棟内)
- プラズマ実験設備 (工A3研究棟内)
申込方法および期限
Web (所定の申込フォーム) または 郵送 になります。
いずれの場合も こちらの案内ページ より、その冒頭にある 各申込方法のページリンク をクリックして詳細を確認の上、お申し込み下さい。
1次申込の受付期限は 2024(令和6)年10月31日(木) です。
(※ その時点で定員に達しなかった場合に限り、11月7日(木)必着かつ先着順で2次申込受付を行います。)
この公開講座に関する問い合わせ
工学系総括支援室 (学士課程担当)
TEL: 082-424-7516
E-Mail: kou-gaku-gakubu[at]office.hiroshima-u.ac.jp (※ [at]は@に変換して下さい。)