11/18朝会 合唱祭とローマ教皇

 毎週みなさんに何をお話ししようかなと考えます。いろいろお話ししたいことがあって、どれにしようかなということに悩みます。秋の季節のこと話さないと秋が終わってしまうなとかね。
 秋にはいろいろあるのですが、今週はやはり芸術の秋ですね。明日は芸術鑑賞会がありますし、週末には、合唱祭があります。学校にみなさんの歌声が響いている。いいですね。この後は今週も校歌をみんなで歌いますが、校歌は斉唱ですね。一斉に同じ旋律を歌う。合唱は違うパートに分かれて歌う。耳をすますと違う音が聞こえてくる。でも、それが一つにも聞こえる。それぞれ違うのに一つ。いいですね。
 先週、歴史の中で共通して体験することというお話をしました。合唱祭は学校の中で共通して体験することです。自分のパートを一生懸命歌うことで、一つの歌を作り上げてください。今週末楽しみにしています。
 もう一つお話しします。合唱祭の日にもう一つ歴史的な出来事が広島であります。ローマ教皇のフランシスコさんが日本に来て、長崎と広島を訪れます。本名はホルヘ・マリオ・ベルゴリオという方です。なぜそのことが大事なのかというのを説明するのは難しいのですが、世界中でこの人が広島に来てくれたらなという人がいますね。嵐とか、サッカーのメッシとか。その一番目か二番目に当たる人です。この人が広島と長崎に来ることで、平和や核兵器の廃絶のメッセージが世界中に伝わるのです。
 さて、みなさんの合唱にも伝えたいものがあるのではないでしょうか。曲や声に託したみんなの思いやメッセージが伝わるといいですね。聞くときは、そんなことにも耳をすまそうね。
 では、今日の校長先生のお話はここまでです。
 


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