被爆75年の節目の年、在米広島・長崎被爆者協会(ASA)の方々と6年児童をオンラインで結んで、被爆証言を聞く会を開催しました。
6年児童は、年度始めから総合学習の時間で「平和」をテーマにした学習を進めてきています。また、本校全体で取り組んでいるSDGsの目標16「すべての人に平和と公正を」をふまえた学習でもあります。
今回の会に先立って、更科洵爾さん(在米広島・長崎被爆者協会会長)の証言ビデオや手記などをもとに学習しました。また、事前のグループ学習ではメンバーの方々への質問内容を話し合ったり、本校正門から100メートル先にある「旧広島一中の寄宿舎跡にある記念碑」-8月6日当日、更科さんはここから学徒動員先の旭兵器に向かわれました-を見学したりしたこともありました。
会のメンバーの方々に質問したり、更科さんからのメッセージを聞いたりすることを通して、「ヒロシマ」の意味するところを学び、被爆100年に向けて身近なところから行動することの大切さを自覚したようです。