広島大学社会産学連携グループ 三戸
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広島大学防災・減災研究センターの研究課題説明会を、10月5日に東広島キャンパス法人本部棟で開催しました。
本学防災・減災研究センターでは、9月20日に開所して以降、①相乗型豪雨災害のメカニズムの解明と、災害を
防ぐための早期検知システム等の開発、②災害に強い社会システム、インフラ、ライフラインの整備に向けた
研究、③適切な避難・復興行動ができるよう心理学的・医学的アプローチからの分析、の3分野を中心に研究の
方向性を検討してきました。
防ぐための早期検知システム等の開発、②災害に強い社会システム、インフラ、ライフラインの整備に向けた
研究、③適切な避難・復興行動ができるよう心理学的・医学的アプローチからの分析、の3分野を中心に研究の
方向性を検討してきました。
説明会では、冒頭に土田 孝 センター長があいさつ。平成30年7月に豪雨災害調査団を立ち上げ、学内の防災研究
分野の専門家の力を結集し、総合的な観点から被災状況の調査および分析を行ってきたこと、その後9月20日に
本センターを設置するまでの経緯等について報告しました。引き続き、藤原 章正 調査研究部門長(豪雨災害
調査団副団長)から、本センターと調査団の活動の関係や研究対象分野および今後の方向性等について、
河原 能久 教授(相乗型豪雨災害研究分野)から洪水氾濫災害等に関する今後の研究の見通しについて、
坂田 桐子 教授(人間・社会レジリエンス研究分野)から、避難行動の心理学的アプローチについて説明がありました。
その後、7人の研究者から、4分野(相乗型豪雨災害研究分野、人間・社会レジリエンス研究分野、地域復興マネ
ジメント研究分野、災害医療研究分野)毎に説明がありました。
各分野からの研究課題の説明後には、具体的な研究の仕組みや手法などについて活発な質疑応答が行われました。
挨拶する土田センター長
質疑応答の様子
研究課題の発表内容
相乗型豪雨災害研究分野
- 相乗型豪雨災害のメカニズムの解明と災害を未然に防ぐための早期検知システム等の開発
内田 龍彦(工学研究科 准教授) - 相乗型豪雨災害研究分野(土砂災害)における今後の研究課題
橋本 涼太(工学研究科 助教)
人間・社会レジリエンス研究分野
- 豪雨災害時の避難行動に関する研究
坂田 桐子(総合科学研究科 教授) - 豪雨災害に対する防災・減災教育に向けた災害地理情報の蓄積
熊原 康博(教育学研究科 准教授)
地域復興マネジメント研究分野
- リモートセンシングによる減災のための土砂崩れ他の非接触土壌水分量測定システムの開発
作野 裕司(工学研究科 准教授)
災害医療研究分野
- 災害医療研究分野の目標
山下 英尚(医歯薬保健学研究科 准教授)※ 詳細は、以下のPDFファイルを参照。
- (20181005版)研究課題説明会レジュメ(84.24 KB)
- (20181005版)相乗型豪雨災害研究分野【工学研究科・内野准教授】(1.09 MB)
- (20181005版)相乗型豪雨災害研究分野【工学研究科・橋本助教】(725.21 KB)
- (20181005版)人間・社会レジリエンス研究分野【総合科学研究科・坂田教授】(392.12 KB)
- (20181005版)人間・社会レジリエンス研究分野【教育学研究科・熊原准教授】(927.42 KB)
- (20181005版)地域復興マネジメント研究分野【工学研究科・作野准教授】(854.86 KB)
- (20181005版)地域復興マネジメント研究分野【国際協力研究科・力石准教授】(570.87 KB)
- (20181005版)災害医療研究分野【医歯薬保健学研究科・山下准教授】(296.3 KB)
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