高屋東小学校区において共同研究で作成した防災マップを使った「活用説明会」が開催されました

  昨年度、広島大学防災・減災研究センターと東広島市高屋東小学校区住民自治協議会とで東広島市危機管理課の支援のもとで防災マップ作りを行いました(東広島市との共同研究、令和元年度研究課題「豪雨災害を踏まえた防災教育用教材及び教育手法の開発」)。当小学校区は18区からなり、1493世帯、4700人で構成されています。防災マップ作りはDIG(Disaster Imagination Game)手法により5地区の防災マップとして作成し、5月に各世帯に配布しました。
  防災マップを活用していただくには、地域の方々への説明会が重要となります。6月23日19時より同住民自治協議会の主催のもとで東高屋地域センターにおいて地区代表者に対し「防災マップ活用説明会」を開催しました。説明会の開催にあたっては新型コロナウイルス感染防止のため3密にならないよう十分に注意しましたが、これは感染防止の避難所運営をイメージする機会にもなりました。ミニDIGとして居住地の危険、第一避難所である高屋東地域センターまでの避難経路の危険性を防災マップ上で把握し、避難遅れをしないため警戒レベル3での避難行動や分散避難について意見交換を行いました。各区代表者の方々には地域に戻ってこれらを展開していただきたいと思います。
  防災マップを入れる封筒に日頃の備えとして、ホームページのQRコード(防災マップ、東広島市避難所情報、東広島市防災情報、広島県土砂災害危険度情報など)をスマホで検索する方法や新型コロナウイルスに対する避難所の対応についての説明を記載し、参加者の理解を得ることが出来ました。
 防災マップは、以下のホームページに掲載されています。

http://www.higashihiroshima.genki365.net/gnkh12/mypage/mypage_sheet.php?id=93022

3密に配慮した防災マップ説明,ミニDIG,日頃の備え説明,段ボール区画の確認状況

お問い合わせ先

広島大学 防災・減災研究センター              <防災マップ作りに関すること>
特任教授 土田 孝                                     客員研究員(2019年度特任教授)福田 直三   
E-mail: ttuchida*hiroshima-u.ac.jp           E-mail: naozofukuda4108*gmail.com

(注:*は半角@に置き換えてください)


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