
講師(上段3人)と受講生
広島大学防災・減災研究センターは1月28日、広島県市長会及び広島県町村会と共催で、令和3年度自治体防災担当職員実践研修を開催しました。
この研修は「大雨」をテーマに、最新の広島県の気象の特徴、広島県防災Webやアメダスなどの雨量情報の見方を学び、実際に各自で雨量情報をインターネットからダウンロードして、編集する実践に取り組む内容で、広島県と市町から8人が受講しました。
新型コロナウイルス感染拡大のためオンラインでの開講となりましたが、センターとして初めてパソコン実習を実施した海堀センター長は、自分でデータを確認する重要性を述べるとともに、「表に色を付けることで見え方が変わることを理解して欲しい。また同時に、表に色を付ける閾値を自分で変更する方法を学び、今後の危機管理業務に活かして欲しい」と受講生にねらいを説明しました。
- 『広島県における近年の大雨の特徴について』
広島工業大学環境学部 教授 田中健路 - 『広島県防災 Web における土砂災害防止のための雨量情報の見方』
広島大学防災・減災研究センター長 特任教授 海堀正博 - 『アメダス雨量を用いた土砂災害の危険度分布図の自動作成』
広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授 吉冨健一 - 『雨量情報の活用演習』
広島大学防災・減災研究センター長 特任教授 海堀正博
広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授 吉冨健一

雨量情報の活用演習の講義の様子
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