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広島大学防災・減災研究センター・広島市危機管理室連携公開講座「防災カフェで考える、住民ひとりひとりの避難の形」を開催しました

写真1 会場の一風景

広島大学防災・減災研究センターでは、5月27日に、広島市危機管理室との連携で、公開講座「防災カフェで考える、住民ひとりひとりの避難の形」を開催しました(写真1)。

この公開講座は、4月に東千田キャンパスに新たに設置した地域連携フロアSENDA LABで開催され、会場に40人、オンラインで100人の受講者が出席しました。

講座では、「広島の風土と身近にある相乗型豪雨災害の可能性」と題して海堀 正博センター長から広島のたたら製鉄の歴史などを踏まえて、広島特有の災害のリスクについて講義がありました。

写真2 井上久也氏による講演風景

その後、井上 久也広島市危機管理室災害予防課長から、『たちまち(とりあえずという意味の広島弁)』というフレーズで市民に親しみを持ってもらう、防災意識の啓発と情報発信の活動の紹介がありました(写真2)。

写真3 MARKEYさんによる講演風景

後半では、カフェ(WITH YOU PLAN)店主のMARKEYさんから、コーヒーを楽しみながら、自然と若者を巻き込み、防災意識の醸成につながるようなイベントなどを紹介いただきました(写真3)

写真4 田中 貴宏教授による講演風景

最後に、「広島で考える災害にも強いまちづくり:「情報」の力の使い方」について、田中 貴宏先進理工系科学研究科教授から、GISなどのデジタル情報技術を活用し、地域の方が代々口伝えに伝えている災害の話や石碑に刻まれた記憶など、様々な形態の「情報」をうまく共有していくことで、災害に強いまちにしていくためのヒントとなる講義がありました(写真4)。

質疑応答でも、地域の様々な立場の方からの意見が述べられ、活発な意見交換が行われました。

受講者からは、「防災カフェは生活に身近な問題でありとても参考になった」、「大学と自治体が連携し、積極的に広報活動していることが再認識できた」などの感想が寄せられました。
また、新しいSENDA LABについても、会場の雰囲気がよいなどのコメントもあり、和やかな雰囲気で開催されました。
 

お問い合わせ先

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防災・減災研究センター
hrrc*hiroshima-u.ac.jp  (*は半角@に置き換えてください)
 


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