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留学支援

理学部生の留学について(2023年11月更新)

 理学部生が数か月程度の留学を希望する場合,必修科目や進級基準があるため,留学時期の検討が難しかったと思います。この度,理学部生の留学を推奨するべく,各学科の必修専門科目等において特別な配慮を検討しました。これらの配慮を受けるためには事前に,関係する授業担当教員,チューター又は指導教員と相談の上,「留学願」及び「希望する配慮の内容(様式任意)」を支援室に提出し,許可を得る必要があります。
 留学希望者は,所属学科の配慮内容を確認し,留学に行く3か月前をめどに,書類を提出してください。
 なお,理学部後援会入会している学生が留学する場合,費用の支援を行うことができます。詳細については,次のホームページをご参照ください。
 理学部後援会が実施している事業の概要について | 広島大学

 また,渡航に関しては,次のホームページを必ず参照してください。
 海外渡航リスク管理
 このページには,
 ・日本政府が求める手続き
 ・広島大学が求める手続き
 ・保険
 ・健康管理
 といった重要な情報がまとめてありますので,必ず事前に確認してください。

数学科

 数学科が推奨する留学の時期は,2 年次の第 2 タームです。この期間での留学を学生が事前に希望した場合は,次の専門科目について,オンデマンド教材などを用意することで対応します。

  • 解析学 III
  • 解析学 III 演習
  • 数式処理演習

物理学科

 物理学科生が留学を希望する場合,2 年前期(3 セメスター)から 3 年前期(5 セメスター)の期間中を推奨します。留学した学生については,

  • 2 年生前期の教養科目「物理学実験法・同実験」,後期の専門科目「物理学実験法」が留学のために未履修であった場合でも,3 年生の専門科目「物理学実験 I,II」の受講基準である27単位以上が修得されていれば,「物理学実験 I,II」を受講できるものとします。
  • 3 年生の専門科目「物理学実験 I,II」が未履修である場合でも,4 年生での専門科目「卒業研究 AB」,「物理学セミナー」の受講基準である100単位から留学中に修得できなかった必修科目の単位数を引いた単位数が修得されていれば,「卒業研究 AB」,「物理学セミナー」を履修できるものとします。

 留学が理由で正規の時間割での履修ができない上記以外の講義および演習科目については,オンデマンドでの履修,課題提出や試験などで個別の対応をする方向で考えます。いずれにせよ,前もってチューターと相談してください。

化学科

 2年次第4タームを留学のために配慮するタームとします。
 このタームの必修科目は次のとおりです。

  • (専門科目)無機化学Ⅲ
  • (専門科目)物理化学ⅡB
  • (教養教育科目)化学実験法・同実験 I(3ターム),Ⅱ(4ターム)

 留学した学生に対する特例として,上記 3 科目を未履修でも一定数の単位取得により進級を認める,といった進級基準の緩和を検討します。
 具体的には,専門科目の無機化学Ⅲ・物理化学ⅡB については3年次で履修可能とします。
教養教育科目の「化学実験法・同実験 I,Ⅱ」は,3年次前期に開講されている物理学科用の講義を履修可能とします。

生物科学科

 生物科学科が指定する留学のタイミングとしては,次の二つのタームです。

  • 3 年次第4ターム(+春休み)
  • 4 年次第 2 ターム(+夏休み)

 この間の専門科目「生物科学基礎実験 IV」,「卒業研究」について,指導教員の留学承認,その後の指導により,単位を与えます。


地球惑星システム学科

 地球惑星システム学科が提示する留学のタイミングとしては,必修科目のない,次の二つのタームです。

  • 3 年次第 3 ターム
  • 3 年次第 4 ターム

 卒業研究の開始には 108 単位以上が必要ですが,留学した学生については,条件の緩和を個別に検討します。今後,オンデマンド対応などを検討します。


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