【2017/5/27開催・要申込 第4回医療講座へのお誘い】

【5/27 第4回医療講座へのお誘い】

広島大学関東ネットワークと広仁会(広島大学医学部医学科同窓会)関東甲信越支部は定期的に医療講座を開催します。

医療の現場に立つ第一線の医師をお招きして、専門分野の病気に関する基礎的な知識、最新の情報とともに、病院では聞けないような悩みやばくぜんとした不安などもざっくばらんに質問できる場にします。

第4回は山科章先生(1976年医学部医学科卒)にご来駕いただき、「急速に進む高齢化社会と心血管病の予防」と題してご講話いただきます。

ふるってご参加ください。

■開催日時:
2017年5月27日(土)16時~17時頃(15時30分受付開始)

■開催場所:
広島大学東京オフィス 408号室
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
キャンパス・イノベーションセンター(CIC)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/tokyo/access

■講演内容:
「急速に進む高齢化社会と心血管病の予防」

我が国は世界に例をみない超高齢化社会を迎えています。

平均寿命は延長しつつづけ、2015年には男性81歳、女性87歳を超えており、高齢化率(65歳以上の人口に占める割合)は26%を超えています。

一方で、平均寿命と健康寿命(介護を必要としなくなるまでの年齢)の差は広がっており、その差は男性で約9年、女性で約12年といわれています。

高齢化率はさらに上昇(2060年には40%)を続ける一方で総人口は減り続け2060年には9000万人になるといわれています(2015年は1億2700万人)。

死亡原因をみますと2015年はがんが29%、心臓病が15%、脳卒中が9%ですが、年代別にみると、65歳以後はがんによる死亡は減り、心血管病と呼ばれる動脈硬化を背景とする心臓病や脳卒中などによる死亡が増えます。

健康寿命を短くする原因は、運動器の障害、脳卒中や心臓病、認知症が主なものであり、がんの占める割合はわずかです。

高齢化がすすむと、寿命や健康を阻害する原因の主体が動脈硬化を基盤に発症する病気となってゆきます。

本講演では、こういった社会的背景を紹介しながら、どうすれば動脈硬化の進行を抑え、心血管病を予防するかという内容の話をする予定です。ぜひ、参加ください。

■講師プロフィール:
山科 章 (やましな あきら)

経歴
1970年3月 広島学院高校卒業
1976年3月 広島大学医学部医学科卒
1976年4月 聖路加国際病院内科
1999年4月 東京医科大学循環器内科主任教授
2017年4月 東京医科大学特任教授

学会・研究会認定医等
日本循環器病予防学会理事長
日本内科学会総合内科専門医
日本集中治療医学会専門医
日本循環器病学会専門医

■参加費:
無料

■定員:
会場の都合で50名様限定とさせていただきます。
ご家族やご友人もご参加いただけますので、ぜひお誘いあわせください。

■申込方法
E-Mailまたはお電話で以下の項目をお知らせください。

氏名:
氏名(ふりがな):
メールアドレス:

入学等年月(西暦で 例:1996年4月):
卒業・修了等年月(西暦で 例:2000年3月):
在学時等の所属学部/大学院:
(元)勤務先名称(任意):

■問い合わせ・申込先 
広島大学校友会東京事務局(広島大学東京オフィス内)                    
Tel 03-5440-9065  Fax 03-5440-9117
E-mail  koyutk@hiroshima-u.ac.jp(@は半角に変換してください)


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