クラウドファンディングが目標達成しました!

「医療系クラウドファンディング3件同時公開!」

2022年2月10日~3月31日の間で挑戦しておりました以下の3件の医療系クラウドファンディングが、目標を達成し終了いたしました。

3件のプロジェクトともに当初第一目標としていた金額を達成し、最終的には3プロジェクト合わせて521人の方から総額24,768,000円のご支援を頂きました。

挑戦した教員のお礼の言葉にもありますように、いただいたご寄附はもちろんのこと、皆様からの評価のコメントや叱咤激励の応援メッセージもまた教員とその共同実施者たちの大きな自信・財産となり、今後の教育・研究を進めていく上での力となったようです。
改めて、皆様からの温かいご支援に心より感謝申し上げます。

このクラウドファンディングの達成はもちろん終わりではなく始まりです。
いただいたご支援をもとに病気に苦しむ患者様を救うための研究を進めていくこと、また社会に貢献する医療人を一人でも多く養成していくこと、そのことがご支援いただいた皆様に対してもっとも重要であると考えています。
今回のプロジェクトに関する進捗・成果報告については随時クラウドファンディングのプロジェクトページの新着情報等でご報告をさせていただきたいと思います。

これからもどうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

国立大学法人広島大学

卵巣がんにおけるAIを用いた新しい診断・治療効果予測システムの構築

!第二目標達成!

 

  • 実行者: 古宇 家正(広島大学 大学院医系科学研究科 産科婦人科学講座 講師)
  • URL: https://readyfor.jp/projects/ransouganaisystem
  • 目標金額: 600万円(第一目標: 200万円)
  • 募集期間: 2022年2月10日(木)~3月31日(木)23時 49日間
  • 資金使途: 卵巣がんの個別化医療に向けて、CTやMRIなどの医療画像から“がんの性格”を説明できる、新たな人工知能 (AI) 診断・治療予測システムの構築に向けた研究費用
  • 形式: 寄付型 / All or Nothing形式
    ※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。

クリックするとPDFが開きます

<プロジェクト内容>
卵巣がんは進行してから見つかることが多いため、女性生殖器の悪性腫瘍(がん)の中で、最も生存率が低い病気です。将来、患者さんの生存率を高めるためには、一人ひとりに応じて最適な治療法を提案する「個別化医療」が欠かせません。
今回のプロジェクトでは、診断・治療予測が困難である卵巣がんを対象にして、未だ確立されていない「医療画像から“がんの性格”を説明できる、人工知能(AI)を用いた新しい診断・治療予測システムの構築」に挑戦します。

手術前に撮影した卵巣がん画像のAI解析に、「遺伝子的特徴」を追加する事によって、より深い解析を可能にします。さらに、第一目標金額達成後にいただくご寄付については、手術により摘出された同一がんの生物学的解析を追加することによって、AIが捉えた画像の特徴と“がんの性格”(生物学的・遺伝子的特徴)との関係性を明らかにしていくことを目指しています。

ゲノム医療が安心して受けられるために、遺伝カウンセラーの養成を

!第二目標達成!

 

  • 実行者: 檜井 孝夫(広島大学 大学病院 遺伝子診療科 教授)
  • URL: https://readyfor.jp/projects/genetic-counseling
  • 目標金額: 600万円(第一目標: 300万円)
  • 募集期間: 2022年2月10日(木)~3月31日(木)23時 49日間
  • 資金使途: 国際的にも活躍できる遺伝カウンセラーの養成費用
  • 形式: 寄付型 / All or Nothing形式

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<プロジェクト内容>
一人一人の体質や病状に合わせて治療などを行うがんゲノム医療に携わり、広島大学病院遺伝子診療科で働くようになったことを機に、遺伝子診療の領域では、遺伝子診療を専門的な知識とカウンセリングによってサポートしてくれる「遺伝カウンセラー」を育成していくことの必要性を痛感するようになりました。

そこで広島大学大学院に認定遺伝カウンセラー養成コースを立ち上げて、これからの遺伝子診療を支えていく人材の育成に取り組んでいますが、広島県には認定遺伝カウンセラーが1人しかおらずまだまだ人数が足りません。
遺伝カウンセリング先進国であるアメリカのプログラムを学び、日本そして海外においても活躍できる遺伝カウンセラーの教育を目指します。

肺線維症・肝硬変など、線維化による病気に対する治療薬開発を進めたい

!最終目標達成!

 

  • 実行者: 横崎 恭之(広島大学 トランスレーショナルリサーチセンター 共同研究講座教授)
  • URL: https://readyfor.jp/projects/integrin
  • 目標金額: 1,000万円(第一目標: 300万円)
  • 募集期間: 2022年2月10日(木)~3月31日(木)23時 49日間
  • 資金使途: 肺線維症に対する、インテグリン抗体を用いた治療薬の研究開発費用
  • 形式: 寄付型 / All or Nothing形式

クリックするとPDFが開きます

<プロジェクト内容>
「肺線維症」と「肝硬変」は、全く異なる臓器で生じる病気ですが、いずれも体内にもともと備わっている修復の仕組みが暴走して引き起こされる「線維化」が共通の原因です。しかし、これらの病気の原因となる線維化の進行を根本的に止めることができる薬は、現時点で存在していません。

広島大学 トランスレーショナルリサーチセンター インテグリン-マトリクス治療科学講座では、20年という長い時間をかけた研究で、線維化の原因となる細胞接着分子、特定のインテグリンに対する「抗体」を作り出し、線維化が原因となる病に対する治療薬の開発をめざした研究を進めています。

新たな治療薬の開発を進めるためには、特に資金面において、大学の研究室だけで全てをまかなうことは困難であり、治療薬開発への歩みを進めるために今回のクラウドファンディングへの挑戦を決意しました。将来的には、現時点では存在しない「肺線維症を直接改善できる薬」を多くの患者さんへ届けることを目指しています。

募集期限

2022年3月31日(木) 23時まで

卵巣がんにおけるAIを用いた新しい診断・治療効果予測システムの構築

プロジェクトの詳細はこちら (READYFOR株式会社様のページにリンクします。)

ゲノム医療が安心して受けられるために、遺伝カウンセラーの養成を

プロジェクトの詳細はこちら (READYFOR株式会社様のページにリンクします。)

肺線維症・肝硬変など、線維化による病気に対する治療薬開発を進めたい

プロジェクトの詳細はこちら (READYFOR株式会社様のページにリンクします。)


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