2022年11月20日、第16回広島大学ホームカミングデー企画　法科大学院講演会を東千田キャンパス(広島市・中区)において開催しました。
　立命館大学大学院法務研究科教授である松宮孝明氏をお招きし、「日本学術会議会員任命拒否事件と『学問と政治』」と題してご講演をいただきました。
　講演では、日本学術会議会員任命拒否事件の当事者として、学問と政治の関係を含め、学問が果たすべき役割と研究者の使命・責務についてお話しいただきました。
　当日は、在学生、教職員はもとより、一般市民の皆様にご来場いただき、30名近くの参加者が熱心に聞き入っていました。参加者からは、「２年前の任命拒否事件が起きた時からとても気になっていました、日本の現状が知れてよかったです」「とてもわかりやすい説明で最後まで集中して話を聞くことができました」「基本書で勉強した松宮先生の講演が聴けて、大変有意義でした」などのご意見・ご感想が寄せられました。
　今年度も、新型コロナウイルス感染症対策のため座席数を減らすなどして対面で開催いたしました。ご参加いただいた皆様には感染防止対策へのご協力に感謝申し上げます。